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シニアの本音:60歳から70歳までの10年間は最も貴重な時間だ!

60歳代のシニアの顔と70歳代の高齢者の顔を比較して見ていた。この10年間の開きは、身体の変化が著しく感じ取れる60歳代の顔はまだ弾力性がある。70歳代になると顔が枯れ始める。個人差はあるが、一般的に体力面で著しい衰えを70歳代の高齢者は感じているはずだ。

60歳代のシニアは、まだ、現役会社員として働こうと思えば働けるだけに体力が残っている。老化もそれほど著しく体に影響しない。ある意味では、60歳から70歳までの10年間は人生最後のやりたい事を目一杯出来る体力がある。

シニアの人生で最も貴重な10年間は60歳から70歳までの10年間だ!

85歳の義母を介護老人保健施設に入居させてきた。3ヶ月間、他の老人たちと一緒に体力の回復・強化・維持、そして、自分の足で立ち上がり、歩けるようにするリハビリが始まる。義母は、転倒で圧迫骨折になり、介護ベッド生活に入り、体力と脚力を失った。85歳の老人は、介護ベッド生活になると体を動かすこともトイレに行くことも出来なくなり、少食になる。

骨折が治るまでに体全体と足の筋肉が衰えてしまう。 

老人がベッド生活を始めると足の筋肉がすぐに衰えて歩けなくなる。この問題を解決するために訪問リハビリ等があるのだが、週1回、2回程度では効果がないのが現実だ。その意味合いで集中リハビリをやってくれる介護老人保健施設に義母を入居させた。

車椅子の義母の姿と顔の表情を見て、自分の足で自由に歩けなくなった自分自身を情けなく思っているのではと・・・。私が85歳になった時は、こんな状態に成らないように体を鍛え続けたいと強く意識した。自分の体が自由に動かせないという不自由な状態は、誰が見ても悲しい。

人生を楽しむならば、健康寿命をできるだけ伸ばすことから始める必要がある。健康寿命を伸ばすには、体の筋力を衰えさせないことだ!筋力は、普通の生活をする上で基盤になる。特に足の筋肉が一番大切だ。60歳代のシニアは、普通に動かせる足に特別な注意を払っていない。自分の足で歩けるということに何も疑問を持たない。それが当たり前であり、これからも同じように歩けると思い込んでいる。

義母も60歳代の頃は、歩くということに対して当たり前と思っていたはずだ。自分の足で歩けるという状態がこれからも続くと思い込んでいたはずだ。まさか、自分の足で歩けられなくなるとは想像もしていなかっただろう。骨折で介護ベッド生活に入った時の自分の足と半年間過ぎた今の自分の足と比較してその違いに彼女は驚いていた。

介護ベッド生活が半年続くだけで足が骨と皮になってしまった。

体の筋力が低下し、それが顕著に感じ始めるのが70歳代だ。60歳から70歳までは、まだ、体の筋力は著しく低下しないので普通の生活を満喫できる。骨折をしてベッド生活をしても回復は早い。老人と違って体がまだ若いので食欲があり、リハビリも積極的に出来る。

70歳代以上の高齢者は、60歳代のシニアと違って体力の回復に時間がかかる。70歳から残りの人生を満喫するプランを持っているならば、再検討をしたほうが良いと私は感じている。60歳から70歳までの10年間に遣り残したことややりたい事を集中的に計画・実行したほうが楽しめる。楽しみは、あとに残して置くことが老化で出来なくなるからだ。

普通の生活が意識せずに出来るのは、60歳から70歳までの10年間だ。

以上、身体の老化という視点で「60歳から70歳までの10年間は最も貴重な時間だ!」ということを私なりに書いてみた。どんなにお金が手元にあっても、お金を使って楽しめる体がなければ決してその時間を楽しめない。普通の生活が出来る時に人生を楽しむ。その最後のチャンスが、60歳から70歳までの10年間である。

 

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