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老いると身の回りのことに無関心になりやすいのはなぜ?

来年64歳になるシニア男性である。最近、感じることは身の回りや社会の出来事に無関心になってきた。好奇心が若いときほど湧いてこない。何故、なんだろうか。決して生活は満たされているとは思わない。普通の生活が出来ているだけだ。金持ちでもないし、貧乏人でもない。お金に困るような生活環境でもない。

還暦を過ぎて感じたことは、新しいことに対して積極的に体験しよう、学ぼうという気にならないことだ。多分、楽をしたいではないかと感じている。ひょっとしたら、面倒なことをやりたくないためではないか。どうだろうか?

新しいことは面倒だと思う高齢者

私は今からコンピュータ・プログラミングを学びたいとは思わない。大学で大型コンピュータの言語(PL1、アセンブラー、フォートラン、BASICなど)を勉強したが、もうスクラッチから新しい言語を学ぶ動機付けがない。何かプラスアルファーの要素がないと心が動かない。新しいことを学ぶのはめんどくさいという気持ちが何故か強い。

自分の生活に直接関係がないことに関心はない!

人生100年として今の自分を見れば、63%の人生を今年終わる。20歳代の若い人たちと比べると彼らが体験したことがないことをたくさん経験した。経験していないことは、若者たちの間で流行になっていることだけだろう。自分の生活圏内に若者たちと一緒に何かをするという場がないので今の流行に接することがない。

ただ、

電車の中でスマホ画面とにらめっこしている若者たちが何をやっているのかに関心がある。今までの観察では、スマホのゲームだ。シニアにとってゲームは関心がない。自宅にPlaystationの初代機があるが、子供が小さい頃に一緒に遊んだくらいだ。私達が若い頃は、アーケードゲーム(インベーダー)が全盛であった。今でもやってみたい感じがする。

シニアの関心事は、老いるごとに減っていく感じがする。社会とのつながりが薄くなるに連れて社会で起きていることに関する情報が入り難くなる。新聞やテレビなどで発信される一般大衆向けの情報は、政府による何らかの情報操作がされていると疑い出す。政治や経済の世界もことが大きすぎる。表面だけの情報では本当の意図が見えてこない。

私の年齢で関係がある社会現象は、(1)年金、(2)自動車運転免許の更新、(3)消費税8%から10%、(4)食品の値上げ、(5)外国人労働者や観光客の増加で起きる文化的摩擦と犯罪などだ。

好奇心が湧いてこない

好奇心は、基本的に未経験のものが対象になるが年齢によって未経験のものもフィルターがかけられる。若者たちの間で人気になっているポルタリングなどは、体力的に出来ない。海外から入ってきた新しい食べ物を出すお店は長時間並ぶので行きたくない。好奇心があっても忍耐力を強いるものは対象外になる。

海外旅行も中国、韓国、南米、中近東など身の危険を感じる国には好奇心があっても行きたくない。何か特別な目的があって、それを満たすためならば良いのだが。

シニアの間で共通している関心事は、美味しい食べ物を食べたいということだ。金額が多少高くても美味しければ食べたいという欲求がある。旅先のローカルな料理などで新しい料理を見つけると楽しくなる。都会にない地方独特の料理は味わいがある。海女さんがその日のうちに海から取ってきたサザエ、アワビ、伊勢海老などをその場で料理して食べられる場所がある。まだ、行ったことがないがぜひ行ってみたい。

本能を刺激しないものは物足りない

人間の本能を直接刺激する物、出来事、サービス、体験などはシニアでも強い関心を持つ。衣食住はどの世代でも興味を持つ。五感を刺激して喜びをもたらすことが出来れば、誰もが試す。

シニアの本能を刺激するものは何だろうか?

ちょっと私が思う事をリストしてみる。

  1. 若い女性
  2. 美味しい料理
  3. マッサージ
  4. 温泉
  5. 自然の景色

このくらいしか思い浮かんでこない。若い女性は、眺めているだけで若さという美に引き寄せられる。若さは私達シニアにはないものだからだ。シニア男性にとって若い女性と交流する機会は少ない。会話も殆どない。ただ、眺めているだけだ。

個人差はあるので色々なシニアは色々なことで刺激を受けると思う。私は上記のようなことしか無い。今のところ。

仕事関連では、新しい情報端末などに興味がある。今は、Chromebookに好奇心を持って仕事に使っている。Chromebookは、日本であまり使われていない。Chromebookユーザーが少ないので時々開催されるChromebookユーザーオフ会では、興奮しながら話を楽しめる。

会社を卒業して仕事から離れている高齢者は、生活活動の範囲が狭くなる。その狭い生活活動範囲に関係することだけに関心が行く。自然な現象だが、変化が激しい今の社会からは置いてきぼりになる。92歳の義父にスマホやインターネットのことを話してもどれだけ理解できているか分からない。

彼の生活には、スマホもインターネットも入ってこないからだ。外との情報接点は、テレビと新聞ぐらいだ。自分の活動範囲を広げる思考がないと無関心の世界に取り込まれる。

この記事「老いると身の回りのことに無関心になりやすいのはなぜ?」のポイントは、

  • 還暦を過ぎて感じたことは、新しいことに対して積極的に体験しよう、学ぼうという気にならないことだ
  • 新しいことを学ぶのはめんどくさいという気持ちが何故か強い。
  • 自分の活動範囲を広げる思考がないと無関心の世界に取り込まれる。

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