私は、いつも、家内から早食いを注意されている。早食いをすると太るからゆっくり食べてくださいね!と念を押されているのだが、早食いの習慣は直らない。家内の実家で義父と一緒に夕食をしていたら、私がいない時間に家内に私の食べ方の注意が入った。義父曰く、「彼は口を開いて食事をする。クチャクチャする音が聞こえるから、口を閉じて食べてくれいないかと言って置いてと!」
自宅に帰ったら、翌日の夕食時に妻から義父からの要望を伝えられた。妻曰く、「口を閉じて食べないから、早食いになるのよ!クチャクチャ音が義父に聞こえていて嫌がっていたと伝えてくれって!」
口を閉じて食べ始める!
妻から義父の要望を伝えられてから口を閉じて食事をするように努力している。口を閉じて食べ始めると何故か早食いが収まってきた感じがする。口を閉じて食べているとか噛む回数が自然と増えてくるのだ。口を閉じて噛んでいる時間が増えれば増えるほど次の食べ物が口に入って来なくなる。その結果、早食いが止まる。
早食いが止まると自然に大食いも止まる
口を閉じて食べ始めてその理由を理解できた。口を閉じて食べる効果が早食いと大食いを止める。それを理解すると意識的に口を閉じて食べることが続けられるようになった。今までは、妻に何度も注意されても三日坊主で終わっていた。食事のマナーに気をつけ始めるとゆっくり食べる習慣が身に付けられるのを悟った。
口を開いて食べる癖が自分にあるということさえ家内に言われて気づくぐらいだから、食事のマナーの訓練は今までなかった。もう、66歳のシニアだから今更という感じだが、早食いと大食い止めたいと思うのでこの機会に口を閉じて食事をするマナーを習慣づけたい。
現時点で妻が食事時にいると口を閉じて食べるという気付きがあるので問題がないのだが、自分一人で外食をしていると時々口を閉じて食べているという意識が飛んでしまっている。口を閉じて食べる食事のマナーを身につけるのは時間がかかりそうだ。
シニアが肥満で悩むならば
シニアの肥満は運動不足と食べる量が原因。運動不足は運動習慣を身に付けないと改善されない。食べる量を減らすには強い意志がないと始まらない。噛む回数を増やすことで食べる量を減らせるという事実を知るべきである。
もし、間食が多いのであれば間食をしない食習慣を身に付けるしかない。甘いお菓子やドリンクは食べ始めると中毒になる。知らないうちに甘い食べ物が口に入っていないと気が済まなくなる精神状態になる。
間食で甘い食べ物をたくさん食べているならば、今すぐに止めるべきである。止めることが出来ないシニアならば、体に良い食べ物に代替えする。ミネラルが多いナッツ類を間食のおやつにする。それでも口が寂しいならば、果物を食べる習慣を身につける。
私はおやつにバナナを食べることにしている。それでもお腹が空く時はヨーグルトやゆで卵を食べている。甘い食べ物は糖尿病になる原因を作る。できるだけ、体に悪い影響を及ぼす食べ物を避けるべきである。
食事マナーの見直しで食習慣が良くなる
確かに時間をかけてゆっくり食事をすると満腹感が次第に感じ始め、普通の量の食事で十分になる。昔ならば、最初からご飯を大盛りにして食べていた。それが無くなっただけでも大食いの習慣をストップできた。早食いも同じように噛む回数が増えているので次の食べ物を口に持ってくる時間が遅くなっている。
肥満で糖尿病予備群のシニアは、自分の食習慣と食事のマナーを見直したほうが良い。もし、口を開けて食事をしているならば、口を閉じて食べる習慣を試してもらいたい。きっと私と同じような気づきが生まれるはずだ。口を閉じて食べ始めると噛む回数が増えて次の食べ物を口に持ってくる時間が遅くなる。これに気づくはずである。
食事のマナーを良くすることで早食い、大食い、糖尿病予防がいっぺんに出来るようになる。騙されたと思って、一度、試してもらいたい。
結論
- 妻から早食いをやめてほしいと言われたが、なかなかできず。義父から口を開いて食べるのはやめてほしいと要望され実行したら、問題が解決できた
- 口を閉じて食べるとクチャクチャ音が収まり、食事のマナーも良くなり、噛む回数が増えて早食いが収まる
- 早食いは大食いに通じるので肥満の人は口を閉じて食事をすることで問題を解決できる