NPO団体のグループ定例会があった。特別な企業紹介のプレゼンテーションが午後13時30分から始まった。(株)エスマ・マジェスタという生演奏を身近に提供する女性だけの会社である。若い魅力的な女性二人がバイオリンとフルートで平均年齢70歳の老人企業OBの前でデモ演奏をしてくれた。
98%男性のNPO団体であるため若い魅力的な女性二人が定例会に現れると花が咲いたようになる。皆、なぜ、若い女性二人がここにいるのか不思議そうに見ていた。70歳を越えるシニア男性たちは日常若い女性との接点がない。NPO団体の定例会に登場するのが不自然であるかのように目を丸くして彼女たちを見ていた。
ウキウキした顔になったシニア男性NPO会員
若い女性が老人たちの前に現れて生演奏をしてくれる機会は今回が初めてであった。いつものと違ったグループ定例会になったので事前に知らされていなかった会員は、一瞬、ビックリしていたように見えた。次第にシニアの顔がウキウキ気分の顔に変わっていくのが手に取るようにわかった。
シニア男性は若い女性に弱い
美しい女性たちが生演奏を聴かせてくれる。やはり、シニアの老人たちは若い女性に弱い。会場に一瞬綺麗な花が咲いたように感じたメンバーが多いはずだ。
彼女たちは色々なイベントで生演奏をスポットで提供している。会社を設立してまだ浅いため定期的な売り上げにするための仕組みが出来上がっていない。営業支援を求めてNPO団体に住友生命経由でやってきた。若い女性に弱いおじいちゃんたちは、私を含めて、色々な営業支援のアイデアを提供した。
プレゼンテーション後には、7,8人の有志の老人たちが彼女たちを囲んで何やら話し込んでいた。美しい花に引き付けられたミツバチのように。
若い女性との接点がある仕事があればシニア男性は大喜びだ!
老人を元気づける一番の方法は若い女性を助ける仕事を与える事である! ウキウキと興奮させるチャンスが増えると一瞬老人から若者に戻る。生気を失ったような顔をした老人を元気づけるには、若い女性を助ける仕事を依頼すること。若いころの自分を思い出させる。可愛い女性を助けるという使命感で心の底から新しい若さが生まれてくる。
若い女性を支援する仕事って具体的にどんな仕事があるのだろうか。
若い女性が困っているのは、若い男性との出会いを自分で見つけ難いと言うことだ。自分の孫が男ならば、孫を紹介するだけでも仕事になる。就活で困っているならば、人脈がある会社を紹介できるだろう。若い女性が困っていることが分かれば、老人の知恵と経験、そして、人脈から何かが生まれてくる。
老人たちは、若い女性との接点がない。接点がないため、持っているリソースを使って若い女性を支援できない。このNPO団体でも若い女性を支援する機会はほとんどない。今回のようなケースはまれなケース。でも、老人たちはウキウキして何か私でも出来る事があるのではないかと考え始めた。若い女性のインパクトは強い。
結論
元気がないシニア男性をウキウキさせるには若い女性との接点がある仕事を提供することである。私が所属するNPO団体の定例会に(株)エスマ・マジェスタという生演奏を身近に提供する女性だけの会社の紹介があった。シニア男性がほとんどの定例会に若い魅力的な女性二人が楽器を持って登場した。会員は彼女たちを囲むように微笑んでいた。
会社紹介と演奏が終わったあとに多くのシニア会員が「(株)エスマ・マジェスタという生演奏を身近に提供する女性だけの会社」を何とか助けようという動きが出てきた。老人男性は若い女性に弱いからだ。その代わり、彼女たちから若いエネルギーが貰える。