感謝の気持を伝えるシニアでありたい

シニアの男性になると自分から話しかけるということが面倒になる。歳を取るに従って言葉数が減っていく。女性はその反対でおしゃべりがないと生きていけないほどお喋りをする。私はカフェで仕事をする時、スタバの店員と話をする時以外誰とも声を出して会話をすることがない。インターネットの仕事はパソコンとサーバーとの会話でしかないからだ。

それ故、意識的に誰かと会話をする努力が求められる。人との温かみを感じるのは言葉を交わして心の会話をする時である。先日もそんな会話をしていた。

カフェやレストランで「ご馳走様、美味しかったよ!」と店員に声をかける!

渋谷のヒカリエ1階にあるカフェでコスタリカのコーヒーを頼んだ。お客が多く店員は大忙しで仕事をしていた。若い男性と女性の二人で10人以上のお客を相手にドリップコーヒーを作っている。店員が忙しいのは目で見て分かっていたので自分の番が来るまで待つ。10分後にやっと私の注文を聞いてくれる時間が来た。

1杯450円のコスタリカの豆のドリップコーヒーを注文した。いつも、スタバのコーヒーを飲んでいるのでどんな味か楽しみであった。出てきたコーヒーをそのまま飲みながら味を確かめる。私は苦味と酸味が強いコーヒーは好まない。自然にスーッと飲めるコーヒーが一番好きである。コスタリカ産の豆のコーヒーは私好みのコーヒーであった。苦味もなく、酸味も強くなく、自然に飲めるコーヒーである。

15分ぐらいかけて店員が作業をしている手前のカウンターでコーヒーを飲んだ。二人の店員は休むことなくお客さんのドリップコーヒーを作り続けていた。その姿は本当に一生懸命働いている姿である。

感謝の言葉をかける

コーヒーを飲み終えた後、担当の男性と女性に、「ご馳走様、美味しかったよ!」と声をかけた。一瞬、手を止めて彼らは私に笑顔で答えてくれた。その笑顔は自分たちが作ったコーヒーを喜んで飲んでくれたお客さんがいたという笑顔であった。

私のように声をかけてくれるお客さんは珍しいのだろう出てきたコーヒーが美味しければ正直にその思いを作ってくれた店員に伝えるべきだ。美味しくなければ、ご馳走様!だけでも良い。彼らに声をかけて笑顔が帰ってくれば私の気持ちが伝わったと感じる。心と心が交わった瞬間になる。一生懸命に働いている人にはそれに値する感謝の気持ちを表現すべきではないか。

初対面でも本当に良かったサービスや味を正直に相手に伝えるのは大切であり。ちょっとした掛け言葉でそれが出来る。シニアであればあるほど、一生懸命に働いている人たちに声をかけるべきではないか。自主的にそれをやることで相手も自分も良い気持ちになれる。

会話のない生活は孤独、孤立をもたらす

一人自宅でテレビだけを見ているだけの生活はつまらない。その上、孤独である。一緒にテレビを見ながらおしゃべりをして楽しむ生活ならば、楽しい時間を過ごせる。私の場合は自宅におしゃべり好きな妻がいる。日中は誰かと会話する機会は殆どない。その分、自宅で家内と会話をする。それだけで孤独と孤立感から逃れられる。

一人暮らしのシニアは私のような環境にいないので外出先で会話ができる機会を作る必要がある。自宅にペットがいても会話は一方通行。楽しくはない。1日に一度でも人間との会話があれば、その日の気分は変わる。スターバックスでコーヒーを頼む時、店員との会話が必然的に生まれる。他のカフェと違うのは気楽に会話ができることである。

孤独を味わっているシニアはスタバでコーヒーを飲むことである。注文している間、終わりにちょっとした会話を店員がしてくる。スタバの店員はマニュアルでお客様との距離を近づけるために会話をするように書かれている。店員が話しかけてこなければこちらから世間話をする。他のカフェで同じことをすると嫌な顔をする。

スタバの良さは定員と仲良くなる会話が生まれることである。綺麗な女子大生店員がいると中高年の男性がしきりに話しかけている。お客が待っていなければドンドンおしゃべりをすれば良い。それがスタバでは許される。ただし、店員が忙しいときは慎む。

私は横浜駅西口にある安くて美味しい「竜王」という中華料理店でランチを取ることが多い。「竜王」は横浜で有名なお店で11時30頃から13時までお客が並ぶ。お客の回転も早いが、ウエイトレスの愛想が良いためシニアのお客が固定客になっている。お客との会話が成り立ちやすい雰囲気がお店にある。そんなお店を開拓すれば、孤独感は消えていく。「ご馳走様、美味しかったよ!」と支払いの時に言うだけで店員はあなたの顔を覚えてくれる。

結論

  • 「ご馳走様、美味しかったよ!」と店員に声をかけるだけでお互いの気持ちを良くさせる
  • 会話が少なくなるシニア男性は美味しいコーヒーや料理を食べた時に意識して感謝の気持ちを声にするだけで幸せになる
  • 自主的に声をかける勇気を持つ