女性トイレの長蛇の列を緩和させる方法

夫婦で外出すると必ずどちらかがトイレに行く。公衆トイレでもデパートのトイレでも男性トイレには列が無い。直ぐに用足しが出来てしまう。女性トイレは、長蛇の列になっている。いつも、家内がトイレから帰ってくるのを待つ私だ。

なぜ、女性トイレは長蛇の列になりやすいのか。家内は長蛇の列をショートカットできる方法を知っていた!女性用トイレに和式トイレがあればそれを使うこと。多くの女性は和式トイレが空いていても使わない。

問題は洋式トイレに並ぶ女性たちである。女性トイレは個室になっているためどうしても数が制限される。もし個室トイレが男女兼用になっていれば、女性トイレの長蛇の列は緩和される。典型的な例がコンビニのトイレである。一つしかない個室トイレであるため男女兼用にならざるを得ない。

女性トイレの長蛇の列は個室トイレの数を増やすために男性用個室トイレを女性にも使わせる男女兼用トイレにすれば良い。そして、小便トイレを区分けして別にすれば男性も女性を気にする必要が無くなる。

男女兼用洋式トイレと男性専用小便トイレに分ける

男性トイレには大便と小便用のトイレが用意されている。女性トイレでは大便と小便が兼用になっているというか、そうせざるを得ない。当然、トイレに大便用の個室を増やせば良いのだが、男性トイレの小便トイレのようにいかない。時々、男性トイレに我慢できなくて入ってくる中年のおばさんがいるが男性たちは大目に見ている。誰も生理現象には勝てないからだ。

女性用トイレに和式トイレがあれば

私の家内は長蛇の列を上手く乗り越えている。彼女は出来るだけ洋式と和式トイレがあるトイレに行く。和式トイレは人気が無い。和式トイレが開いているのに列に並んでいる先頭の女性が使わない。そんな時、彼女の前に並んでいる女性たちに自分が和式トイレを使っても良いかを聞く。

多くの場合、列に並んでいる女性たちは、「どうぞ!」と言って和式トイレを彼女に使わせてくれるのだそうだ。

和式トイレは英語で Squat Toilet と呼ばれている。足の筋トレ:スクワット運動のように尻を下げて座る姿勢を維持しなければ用を足せない。この姿勢は自宅で洋式トイレに慣れている女性たちにとって耐えられない、出来ない姿勢である。昔と違って和式トイレがある家が減少してきているからだ。

幸運にも家内は和式トイレに慣れていた。あまり苦痛に感じないようだ。そのメリットを利用して長蛇の列を逃れている。もし、男女共用のトイレであったら男性も女性トイレのように列に並ぶことになるかもしれない。ただし、大便の時だけである。小便トイレであれば、女性は使えないので列に並ぶ事は無い。女性も男性も大便よりも小便の回数が多い。その意味合いで男性の個室トイレを男女兼用にすれば女性も助かるはずである。

有料個室トイレで快適なトイレタイム

東京駅構内に最近有料トイレが出来た。無料トイレも駅構内にたくさんある。有料トイレは女性にとっては好都合だろう。列に並ばないでお金を支払えば余裕でじっくりとトイレタイムを快適な空間で味わえる。私達は一般的にお金を支払ってトイレを使う習慣がない。お金さえ支払えば長蛇の女性トイレに並ばなくても用足しが出来る選択肢である。

女性トイレの長蛇の列は東名高速サービスエリアのトイレでも見受けられる。女性トイレの長蛇の列はどこに行っても見かける。なぜ、そんなに並ぶのだろうかといつも思っていた。

お金をかけないで男性用個室トイレを女性にも開放する方法

男性用大便トイレを男女兼用にするには男性用トイレ入口に、「女性も男性用個室トイレを使えます!」という看板を出せば良い。多くの男性は小便用トイレを使うのが多い。時々、男性も大便用トイレを待っているが女性ほどではない。

最近の傾向として男女兼用トイレが増えてきている。 ジェンダーフリーのトイレにすることで今まで困っていた人達を助けることが出来る。男性が女性を介護している場合や身体は男性だが心は女性というトランスジェンダーの人たちなど。

高齢者の外出時に快適に使えるトイレの場所を知ることが重要

 高齢者にとって外出時に利用しやすいトイレをチェックしておくことが、安心して外出するための条件になっている。老いて来ると失禁する回数が増えてくる。尿パッドの取り替える必要も出てくる。おむつパンツを履いて外出する老人が増えている。時々トイレに立ち寄っておむつパンツを取り替える必要も出てくる。そんな時、個室トイレがたくさんあるトイレが求められる。

男女兼用の個室トイレが増えれば、女性だけでなく高齢者も助かる。排泄問題は高齢者にとって気になる問題である。排泄で困った時に外出先ですぐにトイレを探せるようにすることで安心して外出ができるようになる。

私が仕事場として利用するカフェ、タリーズコヒーのお店のトイレは男女兼用トイレである。カフェのトイレはコンビニのトイレと同様にトイレのためのスペースを広く取りにくい。小さな商業施設でも同様である。男女兼用トイレはすでに私達の生活環境に根付いている。ただ、その数が少ないし限られた場所でしか男女兼用トイレとして使われていない。

結論

  • 女性用トイレはいつもどこへ行っても長蛇の列になっている。なぜ何だろうか?
  • 洋式と和式トイレがある場所は、和式トイレを使えば列をならばなく使える機会が多い。和式トイレに慣れていない女性が増えている
  • 男性用個室トイレも並んでいる女性たちに使えるようにしたらどうだろうか
  • 有料トイレという選択肢もある
  • 外出するシニアも個室トイレが必要になる;排泄問題でおむつパンツや尿パッドの取替