横須賀線で東京駅に向かっていた。品川駅に到着して前の席が1つ空いた。二人の女性が空いた席に座ろうとする動きがあった。左からラッシュしてきた中高年の女性と右から座ろうかな!と思って近づいた外国人女性。二人が鉢合わせになった。若い外国人女性がラッシュしてきた中高年の女性に席を譲った。
中高年の女性は、席に座るなりスマホを出してスマホの世界に入って行った。この状況を見て、私はラッシュしてきた中高年の女性に良い印象を持たなかった。 公共の場でのマナーはその人の品性を表す。
電車の中での空いた席の取り方で品性が分かる
私が一番嫌いな女性のマナーは、空いた席の目の前に立っている人が席に座ろうとするときにラッシュして割り込んで座ってしまう女性である。先に座ったほうが勝ちと言うタイプの女性を時々電車の中で見かける。多くは中高年の女性である。時々、元気なおばあさんたちが席に飛び込んで独占する時もあるが、年寄りだから大目に見ている。
マナーはその人の品性で変わる
誰が見ても元気で健康的な中高年の女性の自分勝手な席取りマナーは頂けない!普通のマナー感覚がある女性ならば見た目に悪いアクションは避ける。世間体を気にする。品性を気にする女性は決して見た目に悪い行動はとらない。マナーはその人の価値観で変わる。教養がある女性は、周りを確認してからゆっくりと空いた席に座る。近くに老人がいれば、老人に座るよう席を譲るしぐさをする。そんな心の余裕が席の取り方マナーに出る。
空いた席を見つけてどたどたと音を出して席を取る中高年の女性には周りの人の事情などを考慮する心の余裕がない。自分の欲で行動している。世間体を気にする事もない。マナーと言う感覚もない。そんな中高年女性には美人はいない。中年太りで品性がない雰囲気を出している。自分の品性を気にして生活している女性は自分の行動やマナーを意識している。魅力的な女性でいたいという意識が公共のマナーにも影響する。
品性を表す行動とマナー
年配の女性で魅力を感じる時はその女性の品性を表す行動を見た時である。他人の状況を考慮して自分よりも困っている人を優先する。そんな心配りを行動で表す年配女性に魅力を感じる。電車の中での席取りマナーにそれが出る。
男性で醜い席取り合戦をする人はスマホのゲームに夢中になる子供(中学生、高校生)と元気なお爺ちゃんである。一般的に教養が無い老人が自分の欲で席取り合戦をする傾向がある。時々、空いた席に手荷物を先に投げて確保する人もいる。その行動はまるで子供である。そんな様子を目撃と周りの大人は呆れ果てる。
公衆の場でのマナーでその人の品性と価値観が見えてくる。他人の嫌な行動を見て私はいつも反省材料にしている。心に余裕を持った行動を心掛けたい。
譲り合う精神がある人は魅力的
電車の中での席の取り合いで譲り合いの人間模様が見えてくる。一つの空いた席の前に立っている二人のうち誰がその席に座るか、その時の二人の行動を観察してみる。若い女性とシニア男性がその席に座ろうかどうかしていた。お互いに相手を見て譲り合いのジェスチャーをした。席に座ったのは若い女性のほうであった。
シニア男性は若い女性から「どうぞ、お座りください!」と言われていたが、彼は「健康のために立っていたい」と言って席を若い女性に譲った。譲り合いの場面は他人から見て心温まる。
老いてくると肉体的にも精神的にも余裕がなくなる。自分の欲をすぐに行動や言動に出してしまいがちになる。それが電車内での席取りマナーに出る。
人の品格と価値観はちょっとした行動に出てくる。心にゆとりがあれば色々なことを考量してから行動に移せる。席取りにおいても誰を優先すべきかの価値観があれば、マナーに反する行動は取り難い.
結論
- 電車内での席取りマナーを見ればその人の品性が分かる。
- 周りの人はあなたの行動を見ている。
- 譲り合いの精神がある人は他の乗客からも魅力的に映る。