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仕事があるシニアと無職のシニアにどのような違いがあるのか?

私のような65歳ノマドワーカーは、一般の人の目から見れば奇異に見えるだろう。カフェでパソコンに向かって何かやっているしか分からないからだ。毎朝、定時にカフェにやってきてブラックコーヒーショートを頼んでくる。スタバのスタッフは、不思議でならないのではないか。会話を何度か交わして自分が何者であるかを話したスタバ店長しか分からない。

私はノマドワーカーとしてインターネットの世界で働いているのだが、働いているシニアにカウントされていないかもしれない。暇しているシニアがパソコンをいじっているという見え方でしかない。働いているシニアの姿やイメージは、スーツとネクタイ、そして、革靴という制服を着ていないとダメかもしれない。

65歳を越えて働いているシニアの実際のイメージは、違うかもしれない。私が良く見かける働いているシニアは、建築や工事現場の交通整理員だ。暑い日に道路脇で通行人に挨拶と呼びかけをしている。立っている時間が長い。私は、多分、途中で休んでしまうだろう。

マクドナルドで暇しているシニアと仕事をしているシニアでは後ろ姿に違いを感じる。

仕事があるシニアと無職のシニア、社会の中での存在感で違いが生まれる

東京丸の内あたりで働いているシニア男性は、一般の会社員と同じような服装で仕事をしている人が多い。これが横浜駅界隈になるとデパートやスーパーの警備員になる。私が住む場所になるとスーパーの商品入れ替え担当者になる。目に見えてすぐにわかる仕事ならば、姿を見てすぐに働いている人たちがシニアであるとわかる。

他人の目に触れる仕事をしているシニアは、ハレの場がある。物流センターでアマゾンの小荷物を集配しているシニアは、裏方の仕事になる。社会はシニアという労働者を広く有効に活用しようとはしていない印象がある。若い人たちがやりたがらない単純な肉体労働や人手がほしい仕事に集中する。

仕事があるだけ幸せ、社会での存在感がある

Facebookの広告で目にするシニア顧問サービスがある。その広告のコメント欄を読むと面白い。

こんな感じだ。

「どうせ、使い捨てだろ!」

「登録だけさせて音さたないしだ!」

「飛びつくような給与を事例として書いているけど、そんなのあり得ない!シニアの登録者集めの餌でしかない!」

顧問サービスは、シニアに専門的な知識、経験、スキルがあれば知的生産の仕事として面白い。経営者の視点からすると、顧問サービスで使うシニアは使い捨てでしかない。使えなくなったら、取り換える。製品と同じ扱いをする。派遣社員と同類と思って良い。

雇用されているシニア男性は、職があるだけ幸せだと思っている。多くは、その職さえも獲得できないからだ。企業はまだシニア労働者を積極的に活用しようとしていない。活用方法を人事部が分からないからだ。もし、それが分かっていれば定年退職制度を廃止して、シニア社員が働けるまでずっと働かせてくれるはず。

働くのを諦めて暇をつぶすシニア

年齢が70歳、75歳以上になると何もしていないシニアが公園やマクドナルドの店内に目立ち始める。街中に暇しているシニアの居場所が本当に少ないからカフェやファストフード店にいる。マクドナルドの午前中はシニアの男性が多い。ランチ時間以降は、公園や図書館で居眠りをしている老人を見かける。

昨日(木曜日)は夫婦で公園に行ってきた。午前11時頃にスーパーで売られているお弁当とドリンクを買ってその足で公園に向った。大きな公園の散策路を30分ほど歩くと往来時にシニアグループの女性たちやシニア夫婦に何度も出会った。シニアにとって自然が豊かな公園は散歩や気分転換の場所になっている。

公園のベンチにはシニア男性が居眠りをしたり、小説文庫本を読んだり、ラジオを聞いたりしていた。自宅には居られないのでコロナウイルス感染のリスクが少ない広々とした公園に自分の居場所を見つけている。働いているシニアには職場という居場所が与えられるが、職無しのシニアは社会での存在感が薄れて行く。

社会に自分の居場所を作るには

元気なシニアは自分で起業する選択がある。個人事業主として、収益が見込めるビジネスに挑戦してみる。他人のビジネスにぶら下がって給与を頂く労働は、年齢とともに減少して行く。自然とシニアは働けなくなる。起業できればお金を稼ぎながら自分の居場所を社会に見出だせる。

営業代行の仕事がある。営業が得意なシニアならば年齢、性別、学歴に関係なく、誰でもやれる。お客を探してあげるのは凄く大変。他人のためにお客を探せるならば、自分のビジネスのためのお客を探したほうが良い。シニア女性は保険業界で頑張っている。コロナウイルス感染リスクでこれからの保険業界の営業方法も変わって行く。ビデオ会議・営業が出来ないと法人企業向けの保険営業は難しくなる。

一番簡単に自分の居場所を作るならば、何らかの組織にや団体グループに参画することである。ボランティア団体、NPO組織、趣味の同好会、探せばいくらでも見つかる。私は自営業をすることで自分の居場所を作っている。インターネットの仕事であるため働く場所、時間などは自分の都合に合わせられる。年金をもらいながら仕事をしているので生活では困らない。

お金を稼げる仕事は社会に貢献する。誰かが困っていることを解決する仕事であるからだ。そこに社会で必要とされる自分の存在感がある。

結論

仕事がある、ないだけでシニアの存在感が違ってくる。仕事があるシニアは社会での居場所が職場になる。働いていないシニアは自分で居場所を探さねばならない。多くはマクドナルドなどのファストフード店、カフェ、公園、図書館などで暇をつぶすことになる。

自分は誰なのか、何をしている人なのか。社会での居場所を見つけるには何かをしていないと居場所と存在感を作れない。他人が雇用してくれなければ、自分を雇用する起業が選択肢として生まれる。シニアになってから起業をするのは難しいが、年金プラスの収入を得ながら自分の存在感を作る手段になる。

 

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