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働いているシニアと何もしていないシニアの姿

私のようなノマドワーカーは、一般の人の目から見れば奇異に見えるだろう。カフェでパソコンに向かって何かやっているしか分からないからだ。毎朝、定時にカフェにやってきてブラックコーヒーショートを頼んでくる。スタバのスタッフは、不思議でならないのではないか。会話を何度か交わして自分が何者であるかを話したスタバ店長ならば理解してくれる。

アルバイトで毎年変わるスタバ店員は、分からないだろう。

私はノマドとして働いているのだが、働いているシニアにカウントされていないかもしれない。暇しているシニアがパソコンをいじっているという見え方でしかない。働いているシニアの姿やイメージは、スーツとネクタイ、そして、革靴という制服を着ていないとダメかもしれない。

60歳を越えて働いているシニアの実際のイメージは、違うかもしれない。私が良く見かける働いているシニアは、工事現場の交通整理員だ。暑い日に道路脇で通行人に挨拶と呼びかけをしている。立っている時間が長い。私は、多分、途中で休んでしまうだろう。

働いているシニア男性の姿

東京丸の内あたりで働いているシニア男性は、一般の会社員と同じような服装で営業活動をしている人が多い。これが横浜駅界隈になるとデパートやスーパーの警備員になる。私が住む場所になるとスーパーの商品入れ替え担当者になる。目に見えてすぐにわかる仕事ならば、姿を見てすぐに働いているシニア男性であると認識が出来る。

他人の目に触れる仕事をしているシニア男性は、ハレの場がある。物流センターでアマゾンの小荷物を集配しているシニア男性は、裏方の仕事になる。社会は、シニア男性という労働者を有効に活用しようとはしていない。肉体労働者としか見ていない。そんな仕事ばかりが目立つ。

Facebookの広告で目にするシニア顧問サービスがある。その広告のコメント欄を読むと面白い。

こんな感じだ。

「どうせ、使い捨てだろ!」

「登録だけさせて音さたないしだ!」

「飛びつくような給与を事例として書いているけど、そんなのあり得ない!シニアの登録者集めの餌でしかない!」

顧問サービスは、シニアに専門的な知識、経験、スキルがあれば知的生産の仕事として面白い。経営者の視点からすると、顧問サービスで使うシニアは使い捨てでしかない。使えなくなったら、取り換える。製品と同じ扱いをする。派遣社員と同類と思って良い。

雇用されているシニア男性は、職があるだけ幸せだと思っている。多くは、その職さえも獲得できないからだ。企業はまだシニア労働者を積極的に活用しようとしていない。活用方法を人事部が分からないからだ。もし、それが分かっていれば定年退職制度を廃止して、シニア社員が働けるまでずっと働かせてくれるはず。

それが出来ていない現実がある。

この状態は徐々に改善されて行くと思うが、労働生産者数が急激にドロップするか、猫の手も借りたいほど人材不足にならない限りあまり変わらないだろう。

やはり、

元気なシニア男性は、自分で起業するしかないのかもしれない。個人事業主として、収益が見込めるビジネスに挑戦するしかない。他人のビジネスにおんぶして給与を頂く労働は、シニアに向いていない。

営業代行の仕事は、シニア男性にもできるがその仕事が得意でないとダメだろう。お客を探してあげるのは凄く大変だ。他人のためにお客を探せるならば、自分のビジネスのためのお客を探したほうが良い。シニア女性は保険業界で頑張っているが、保険業界もAIによりビジネス形態が変わるだろう。

年齢が70歳、75歳以上になると何もしていないシニア男性が公園やマクドナルドの店内に目立ち始める。街中には暇しているシニアの居場所が本当に少ない。マクドナルドの午前中は、シニアの男性でビジネスが成り立っているというほど午前中はシニア男性が暇を潰している。

ランチ時間以降は、公園で居眠りをしている老人を見かける。余ったシニア労働力を有効に使うビジネスが求められる。

この記事「働いているシニアと何もしていないシニアの姿」のポイントは、

  • 老いて来るとその人の商品価値を労働力と言う秤で評価される。
  • 自分で仕事を作って働けるシニアと嫌われる仕事を奪い合うシニア、そして、公園で暇を潰しているシニアに分かれる。
  • 私のようなノマドワーカーは、働いているシニア男性としてカウントされないかもしれない。他人の目からは労働者に見えないからだ。

 

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