一人でいる時間が増えて困るシニア、解決方法がある!

一人でいる時間が多くなったと気が付くシニアが多いと思う。会社員であった頃は、会社に行くことで同僚がいたり、先輩、後輩がいた。話をする相手がすぐそばにいた。組織の中の自分であったからだ。組織を離れたシニアは、妻から出来るだけ今までと同じように朝外出して欲しいと要求される。今までの自分の生活リズムを壊したくないからだ。

シニア男性は、カフェで1人何をするでもなく時間を持て余す。定年退職後に再就職が上手くいかなかったり、やりたいことがなくなったり、自由な時間に溺れてしまったりしているシニアがいる。年齢が60歳、65歳、70歳で世の中の見る目が変わる。60歳から70歳になるまでの10年間は70歳以降の新しいライフスタイルを作る期間である。

70歳以降の人生は暇との戦いになる。何もやることが無いから暇になる。この問題を解決するのは一つの決断が必要になる。自主的に新しい事、関心を持った事、面白いと思った事を始めるアクションである。残りの人生を楽しませてくれる種は自分の足元に転がっている。それを見つけて種を育てる。それだけである。

シニアは一人でいる生活に慣れる必要がある! 

一人でいる生活は生活の仕方で面白いものになる。自営の仕事をしていると仕事が1人でいることを忘れさせてくれる。インターネットビジネスの仕事だが、仕事関連でお客さんにあったり、最新情報を得るためにセミナーや展覧会に参加したりする。自分で目的を持って動くことがあると1人でいることを意識しなくなる

毎日誰かと会って暇をつぶす必要はない。会ってくれる人はあなたと同じような問題を抱えた暇な人だからだ。暇な人とあっても何も刺激がない。面白く無い。時間の無駄がダブルになる。 

70歳以降の人生は一人で楽しむ人生

私たちは、最終的に1人でこの世を去っていくので今から1人でいることに慣れる必要がある。1人でいることを意識する、しないだけで感じ方が相当変わる。意識しない方法を自分自身で探すのが一番の解決方法だ。伴侶が生存していれば、まだ、1人ではない。自宅に帰れば妻が待っていてくれる。 

でも、いづれどちらかがこの世を去っていく。どっちみち時間の問題で一人になることは必然である。一人になった時の時間を満足が行くように使う方法を今から準備する。 

私の場合は、好きで始めたインターネットビジネスである。仕事が続けられれば、時間を有効に使うことが出来る。仕事をしながら社会との接点を維持できるし、色々な出会いがある。自分で行動を起こすと一人でいる時間を気にしなくなる。行動を起こすには目的が必要になる。 

生きる目的を見つける、作り出すこと

妻に朝追い出されてカフェで時間を無駄にしているシニアならば、スマホやタブレットを片手にしてインターネットで楽しいことを検索してみてはどうだろうか。情報を探している内に自分で行動を起こす対象が見つかるかもしれない。シニアは待ちの生活になりがち。

待ちの生活に入ると認知症が発生する原因になる。脳に刺激を与えて行動することで体も生き生きし始める。70歳を過ぎた高齢者は自分で自分の人生を再設計する挑戦が与えられている。 生活費が足りないならば、お金を稼ぐ行動を起こす。1人で寂しいならば、交流会をネットで探して新しい出会いを求める。

生きる目的は自分次第で決まる。自分が楽しめることを探してみる。趣味があれば、その趣味を追求してみる。子供の頃の夢が記憶に残っていれば、その夢を実現させてみる。自分の心の内側にある欲求を外に出してみる。その欲求を満たしたいという気持ちが強ければ、それが生きる目的になる。

シニアの肉体改造が私の目標

70歳、75歳、80歳のシニア男性の体を観察してほしい。80歳に近づくにつれて体から筋肉が失われて枯れ細って行く。私は現在70歳であるが、長年の筋トレの成果で標準以上の筋肉量を維持できている。洗面所の大きな鏡に映る自分の体格を見れば逆三角形の上半身が見れる。

私は現在の体格を維持できるよう筋トレを続けてたくさん食べて熟睡する生活習慣を作っている。私の肉体改造は太ももとヒップの筋肉を増やすことである。そのため、スポーツジムでスクワット運動やレッグプレスなどに時間を集中させている。75歳になった時、80歳になった時の体が今とあまり変わらないように頑張っている。

80歳を過ぎた老人の姿を想像してほしい。足腰が弱まって杖をつて歩いているシニアが多いはず。体は誰が見てもやせ細っている。そんなイメージを覆すような体格を身に着けたい。筋トレはそれを可能にする。私が通うスポーツセンターにはそんな80歳代の老人が筋トレを続けている。

私と同じ70歳シニア男性が今の私の体格を見れば、一目で普通の70歳男性に見えないはず。胸筋、広背筋、三角筋の部位が大きい。お腹の贅肉も少ない。足の筋肉も標準以上のサイズになっている。

肉体改造は時間と努力を要求する。成果はお風呂に入る前の鏡に映る自分の体を見れば分かる。こんな目的があると孤独を忘れる。没頭できることを見つければそれで余生が楽しくなる。これは確かである。

結論

定年退職後の人生は人様々であるが、一つ共通している要素がある。一人でいる時間が増えること。伴侶が他界すれば一人が当たり前の生活になる。生きる目的、生きがいがある人ならば一人になっても気にならない。70歳を過ぎれば、働きたくても働けない社会環境で生活することになる。他人との接点がますます少なくなり一人でいる時間が増える。

一人で生活する、一人でいる時間を持て余しているシニアならば、自分の足元に転がっている欲求の種を見つけることである。自分の心の内側にある欲求を外に出してみる。その欲求を満たすにはどうしたら良いかを考えて実行してみる。それをすることである種の目的が生まれる。それが生きる目的になる。