老後の生活は健康でないと楽しめない

私はぎっくり腰の常習犯である。ぎっくり腰は、ある日突然やって来る。原因が分かれば対策も打てるのだが、それが出来ないのが苦しい。60歳を越えると体の至る所から理由が分からない痛みや不具合を経験する。そんな痛みや不具合は、しばらく続いて知らないうちに消えてなくなるのが不思議。

多くのシニアが帯状疱疹を発症して戸惑う。50から60歳代のシニアに突然襲いかかってくる。私も還暦過ぎに帯状疱疹になった。突然、体に異変が起きるのがシニア独特の病気である。免疫力が低下して体の弱い部位に病気を発症させる。

70歳を過ぎると体力と筋力の低下で自分の体を自由に動かすことが難しくなる。特に足腰の筋肉低下が原因で遠い場所に外出したり、旅行に行ったりすることが難しくなる。健康をどのように維持するかで老後の生活が決まる。

精神状態に強く影響する老後の健康

ある人からこんな話を聞いた!

毎年秋に年老いた母親を旅行に連れて行くのが恒例行事であったが、ある時もう旅行に行きたくないと母親が言い出したという。どうもその原因は、自分の体の老いからくる不調から来ているようだ。自分の体に自信が持てなくなると家族に迷惑のかけたくないため、旅行も行かなくなる。そんな現象が起きている。

体の不調が弱気にする

体に不調が起きると老人であろうと若者であろうと関係なく私たちは精神的に弱気になる。

家族旅行を計画していた矢先にぎっくり腰で旅行が行けなくなった経験が最近ある。旅行を計画するたびにぎっくり腰にならない事を心配する。ぎっくり腰になると3日間はベットの上で安静にしていなければならない。無理をすると痛さだけが続くだけだ。

ぎっくり腰の常習犯である私は腰を強く使う動作を自然に避けるようになった!!

私の場合はぎっくり腰であったが、高齢者で弱気になる人は体のどこかに不安を持っているはず。96歳の父親(妻方)は、温泉旅行に行っても部屋の風呂に入るだけ。足が不自由で温泉で転ぶことにリスクを感じている。温泉の大型風呂は足の弱い老人には怖い場所である。バリアフリーの温泉風呂があるホテルや旅館に行ったことがない。

老人は弱者になる

老人になると私たちは自動的に4つの弱者になる。 

  • 年金だけでは暮らせない老後の生活 (経済的弱者)
  • 体の不調が目立ち始める(身体的弱者)
  • 自宅以外の居場所が見つからない(社会的弱者)
  • 人とのコミュニケーションが減って孤独になる(精神的弱者)

自分一人では生活が出来なくなる方向に進んでいく老人は、歳を取る度に精神的に不安を抱き、将来の生活に弱気になる。誰もが体の衰弱を気にしながら長生きしたいとは思っていない。いつ神様がお呼びになるかを待ちながら自分の生活をどうしようかと悩む。80歳を越えた老人はそんな心境ではないだろうか。

体さえ健康であれば

自分の体が弱まってきていると感じ始めると何故か活動が衰退する。前向きな姿勢が後ろ向きの姿勢に変わる。66歳の私でさえぎっくり腰で腰を使う作業を意識的に控えてしまっている。体は資本!と良く言ったもの。

ある意味で自分の健康寿命を伸ばす投資(時間とお金)を今からしないと体という資本が長続きしない体さえ健康であれば、前向きに人生の終焉を迎える事が出来る。

自分の健康寿命を伸ばす投資

私は友人、知人にいつもこんな助言をしている。会社を卒業すると「暇」、「収入」、「健康」に意識がシフトする。定年退職したあとは暇になり、収入が年金だけになり、老化で体力が低下する。生活のリズムが狂い始め、健康に悪影響を及ぼす。それが分かっているので下記のような助言をいつもしている。

  1. スポーツジムに通って筋トレ習慣を身につけること
  2. タンパク質、カルシウム、亜鉛を意識した食事をすること
  3. 社会に繋がれる社会活動をすること(アルバイトやパート、ボランティアなど)

最低、この3つを自分の生活のリズムの中に取り込むこと。筋トレは若返り効果がある。老いても自分の足で歩き回れる足を維持できる。健康を維持するためにはシニアの体に足りない栄養を食事から意識して摂取する。タンパク質は特に重要。多めに食事で摂取すること。精神的に「暇」で殺されないように社会に繋がる仕事やボランティア活動をする。

結論

老後の生活は健康でないと楽しめない。これは年齢が還暦を過ぎたあとに感じ始める。老化現象が体に出始めて自分の健康に不安を覚え始める。筋肉量の減少と免疫力の低下が老後の健康に大きく影響する。体の不調が日々の活動を少なくする。

自分の健康を維持するために(1)筋トレ習慣を身につける、(2)栄養バランスが取れた食事をする、(3)社会と繋がっていられる活動をする。

 

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