60歳を過ぎて運動習慣を身に付けるにはどうしたら良いか?

60歳を過ぎて運動習慣を身に付けるには、強い意志がないとできない。強い意志はどこから来るのか。一度、医者に忠告されるとその恐怖から一生懸命運動をやり始めるシニアが多い。健康な体作りを今からやらないと病院のお世話になると言われれば、恐怖と不安で運動をやり始める。

しかし、現実は運動習慣がない人に運動を継続的にさせるのは無理。60歳を過ぎたシニアは第三者の力を借りて運動習慣を身に着けたほうが効果がある。スポーツジムの会員になってパーソナルトレーナーの指導を受けることである。体が運動に慣れていないと体調を崩しやすくなる。それが引き金になって運動を止めてしまう。

パーソナルトレーナーは精神的に挫けそうになるときに助けてくれる。運動習慣を身につける上での助言と指導を一緒にしてくれる。特に筋トレがこれからのシニアの健康で重要になる。筋トレは自我流でやると怪我と体調不良を起こしやすい。正しいフォームと頻度でやる必要がある。

健康寿命を伸ばしたいシニアは定期的な筋トレやその他の運動習慣を身につける必要がある。筋トレの本を読んでも運動習慣は身につかない。シニアの運動習慣は第三者の力を借りて身に付けたほうが成果を得やすい。どのようにして第三者の力を借りて運動をするべきか。

シニアの運動習慣の作り方

シニアの運動習慣は自分一人の意志では築き難い。半強制的に定期的な運動を続けさせる環境が必要になる。私のオススメはスポーツジムの会員になってパーソナルトレーナーの指導を受けることである。3ヶ月から6ヶ月ぐらい、パーソナルトレーナーの定期的な指導を受けながら基礎体力の向上を目指す事である。

運動習慣は3ヶ月から6ヶ月ぐらい定期的に運動を続けることで運動を自分の意志で続ける精神的なパワーが身につく。スポーツジムでは周りに運動を一生懸命やっている人たちが大勢いる。その雰囲気が背中を押してくれる。

女性好きなシニア男性向け運動習慣

社交ダンスクラスに参加する。社交ダンスクラスは、男性よりも女性の参加が多い。スポーツセンターで開催されるシニア向けの社交ダンス教室もある。シニア女性が多いが。若い女性と社交ダンスを学びたいシニアは、街中で社交ダンス教室をやっている学校を探す事。

スポーツジムに通って毎日開かれている運動教室に参加する。私が通っているゴールドジムでは10人から20人ぐらいの多種多様クラスが開催されている。参加者はほとんどが女性。若い女性からシニア女性まで。ヨガレギンスを穿きながらヨガレッスンに参加している若い女性が目立つ。

グループで行う定期的なスポーツ教室に参加するだけで運動習慣は作りやすくなる。

筋トレをやりたいシニア男女向け運動習慣

筋トレは、スポーツクラブや自治体が運営するスポーツセンターで出来る。シニアが初めてやり始める時、必ず、スタッフからの指導を受ける必要がある。自我流でやると筋肉を痛める事になるからだ。出来るならば、スポーツクラブでパーソナルトレーナーの指導を定期的に受ける事である。パーソナルトレーナーはあなたにあったトレーニングメニューを体力に合わせて作ってくれる。定期的に指導してくれるので運動を定期的に行う習慣の土台が築ける。

筋トレは、3か月ぐらい(週2回)経過すると体に変化を感じ始める。その変化を楽しめるようになると筋トレの習慣が築きやすくなる。ある程度自分で定期的に筋トレが出来るようになれば、パーソナルトレーナーの指導を止めて自分のプログラムでやれるようになる。スポーツジムの会員費を健康予防のための投資として考えれば安い。病気になって病院通いするお金よりも投資効果は高い。

海水浴は行けないけどプールならばというシニア女性向け運動習慣

体全体の基礎体力を身に付けるのに役に立つスポーツは水泳。プールがあるスポーツクラブで水泳クラスを取ることである。水泳は、特に足の関節や腰痛に悩んでいるシニアに負担をかけない運動である。泳げなくてもプールの中で歩くだけでも足の筋肉を刺激して筋力が落ちるのを防ぐ。

週3回ぐらい定期的にプールで遊ぶトレーニングならば、続けられるのではないか。一人で行くよりも複数人の友達と一緒に行けば、スポーツの習慣付けが出来る。

体力と気力が残っている60歳代に運動習慣を身に付ける

体力が急激に落ち始める年齢が70歳代である。70歳の声を聞く前までに運動習慣を身に付ければ、筋力の急激な低下を防げる。定年退職する60歳、65歳辺りからスポーツジムに通う運動習慣を身に付けるべきである。

70歳になる前までに運動習慣を身に付けるには第三者の力を借りて運動習慣を身に付けることがコツである。自分の意志だけではなかなか続かない。運動が苦手なシニアは第三者の手助けが必要である。

段階的にやりたいスポーツに挑戦して行っても良い。健康体操教室から始まってヨガ教室にステップアップ。ヨガ教室を卒業して軽い筋トレ教室に挑戦といった感じである。体を継続的に鍛える事で体の変化を自覚できる。定期的な運動は血液の流れを良くする。余分な脂肪や糖を消費してくれる。汗をかくことで健康的な皮膚を維持できる。

生活習慣病は体を動かさなくなることで始まる。健康を維持したい、もっと健康になりたい、健康寿命を伸ばすしたいと強く願っているシニアは定期的な運動習慣を身につければその願いが叶う。

結論

老化現象が顕著になる年齢は60歳過ぎ。体を積極的に動かす生活のリズムが失うからである。仕事を辞めて自由自適な生活を始めると楽な生活を求める。その結果、体を以前よりも動かさなくなる。体力の衰えがそんな生活を続けることで激しくなる。

老後の生活を楽しむには健康的な体が必要。健康的な体は定期的な運動習慣を身につけることで築ける。運動習慣がないシニアは老いと共に今まで出来ていた事が出来なくなる自分の体に驚く。運動習慣が身に付いたシニアは今まで出来なかった事が出来るようになる自分に驚く。