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「老人たちのたまり場」はどこで探せば良いのか?

70歳を労働から解放される年齢と考える。仕事が続けられる、継続したいというシニアは頑張っても75歳ぐらいだろう。仕事自体が生きがいならば、体が仕事を受け付けなくなる年齢までだ。労働から解放された老人たちは、一体どこで何をしているのだろうか。

平日の午前中に図書館に行って見ると老人男性たちで新聞コーナーは占有されている。午後は、老人たちが昼寝をしている。何かの目的で本を読んでいる老人は少ない。

健康な高齢者のたまり場が社会に必要だ!

横浜周辺に高齢者たちが無料でゆっくりできる場所が少ない。公園で休んでいれば、不審者か、ホームレスに勘違いされる。カフェでゆっくりしたくても長居をさせてくれるカフェは限られている。私が今の仕事を完全にやめて時間が出来たら、使い切れない時間で苦しむだろう。暇な時間の使い方が分からなくなるからだ。

スペインやギリシャなどの老人たちは、地域に老人たちが自然と集まるたまり場がある。その場所が公園やカフェであったりする。地域に根差している老人ならば、個人経営のカフェで雑談をしながら暇をつぶす。

ただ、

会社勤めが長い高齢者は、地元に根を張っていないため知り合いがいない。これが労働を引退した老人たちにとって問題となっている。

私自身、今住んでいる地区に22年以上いるが地元の知り合いが一人もいない。自宅と会社の伝書鳩生活が長かったからだ。老人になると暇な時間の潰し方で自宅以外の居場所で困る。仕事をしていない老人は、何をしたら良いか分からないまま群衆の中を漂う。

健康で問題を持っている老人は、老人ホームや介護施設、医療機関などがたまり場になる。健康な老人は、どこに行って何をしたら良いのだろうかと悩む。もう、これは個人の生き方の問題になるが、健康な高齢者が一番直面する問題だ。

建設的に暇な時間をボランティア・ワークに使う老人ならば、救いがある。自分の趣味に没頭できる老人ならば、趣味の延長線上にある「趣味のたまり場」で趣味の友と一緒に暇をつぶせる。

しかし、

大部分の老人は、無目的な生活を送る場合が多い。自然と足が向くのは、電車に乗って人が集まる駅周辺のデパートだ。人間ウォッチングで暇をつぶす。横浜の街中を歩けば、目的なしにぶらついている老人たちが目立つ。

気楽に暇な老人たちが集まる「老人たちのたまり場」がこれから求められる。昔は、子供たちがゲームセンターに集まっていた。老人たちを集めるゲームセンターはない。これから確実に暇で健康な70歳以上の老人たちが街中に溢れ出る。

そんな元気な老人たちに意味ある時間を費やす社会的な仕組みが必要だ。SF小説にこんな仕事をしている老人たちがいた。犯罪が起きないように特定地域の監視する仕事だ。通信機能付きのゴーグルをして何か異変や不審者を見つけたら直ぐに地域の警察に連絡することになる。地域の犯罪や事故を減少させるための地域の目として暇な老人たちを雇っている。

警備会社や警察は、暇な老人たちに地域警備の仕事を緩いルールで与えてはどうだろうか。そのご褒美として「老人たちのたまり場」を提供する。老人たちのたまり場では、軽食やドリンクが無料で与えられ、快適なソファーやテレビ鑑賞が出来るようにする。老人たちと子供たちとの交流の場も兼ねても良い。

そんなアイデアがある。

 

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