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70歳、80歳代の老人男性の姿が枯れている

先ほどすれ違った老夫婦は二人とも体が細かった。私の印象では、75歳以上の老人男性は段々と食が細くなり運動もやらなくなり、体重が落ち始める。元から太っている高齢者は、枯れる事はないが、自分の体重に耐え切れなくなる。長く歩く事が出来ない。直ぐにどこかに座って休み始める。

やせ細る老人たちは共通して食が細い。これは当たり前だろう。食べる物が少なくなれば、体が消費するカロリー以下になる。足りないカロリーは、体の筋肉から次第に消費される。これが悪循環になり、筋肉量が多い足から栄養を取り、筋肉を失っていく。

体を枯らさないためにタンパク質が多い肉や魚を食べて定期的な運動を!

健康を意識している老人は、(1)タンパク質を多く取るために肉や魚を食べる、(2)毎日欠かさず体の筋肉を鍛える運動をする。毎日欠かさず運動をする習慣は、直ぐには身に付かないが食を太らせることは簡単に出来る。意識するだけで始められる。1日3食必ずタンパク質が多い鳥のむね肉や魚を食べるだけで良い。

あとは、胃に入った食べ物を体の筋肉にさせるカロリー消費活動をするだけだ。運動をしないと肥満になってしまう。老人が肥満になると自分の体重に耐えられなくなり、成人病にもなる。

多くの老人は、毎日ウォーキングをしている。だらだらと歩くだけでは筋肉は体に付かないのでちょっとした工夫をして歩く。リュックに1リットルのミネラルウォーターボトルと汗拭きのタオルを入れる。意図的に体を重くして歩く事で足の筋肉を刺激する。

私はいつも10キロのリュックを背負って5キロぐらい歩いている。リュックには、パソコンや資料などが入っているため必然的に10キロぐらいの重さになってしまう。体重が75キロであるので10キロを足して85キロの重さで歩く事になる。

筋肉は普通以上の負荷をかけて鍛えないと成長しない!

老人の枯れた体は、時間をかけて肉を付け、肉を筋肉に変えて行くしかない。その第一歩が、タンパク質が多い肉や魚をたくさん取ることだ。自分の基礎代謝を体重計(基礎代謝を計れる体重計、5000円以内で買える)で計り、そのカロリー以上の食事をする。食事は、タンパク質を多めにして緑葉食野菜を取る。

出来れば、近くのスポーツセンターのスタッフや区役所の健康促進担当者に相談してバランスが取れる食事を聞くと良い。食が細い老人は、野菜中心の食事になる場合が多い。

食欲が無いからあまり食べられないと老人は言う。食欲は、運動をすれば直ぐに湧いてくる。体は正直なもので普通以上のカロリーを消費するとそのカロリーを補充するために食欲を起こす。

体が枯れて行っていると感じている老人は、無理して食事を多く取るよりも、まずは、カロリーを必要以上に消費する運動を定期的に始める事だ。食は、自然に増えて行く。

体に少しずつ筋肉が増えて行くと健康的な顔と姿が作り出される。その変化を数か月単位で自覚できるようになる。体の変化だけでなく、気分も良くなる。定期的な運動とエネルギーの素になるたんぱく質で自分の生活を改善できるようになる。

もう、枯れてしまった体は元に戻らないと思い込んでいる老人がいるが、それは違う。意識して食生活と運動を開始すれば、それが間違った思い込みであることに気が付くはずだ。定期的な運動は食欲を増し、体の錆を奇麗に取り除いてくれる。

まずは、負荷をかけた体重で1日30分以上のウォーキングから始めてみてはどうだろうか。

 

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