シニアは民間の医療保険に入るべきか?

国民健康保険に入っているが、民間医療保険に入るべきか迷う時がある。65歳以降に今まで気にしていなかった病気にかかり病院通いをする可能性が高いといわれる。私たちシニア夫婦は60歳と57歳を境に生命保険の契約を解約した。既に子供は自分たちの人生を歩み始めている。子供のためにお金を残すのは必須ではない。自分たちの力だけで生きて行くのが自然の宿命だからだ。

医療保険はシニアにとっては身近になる存在である。健康なシニアは必要ないが、病気の発症は分からない。知らないうちにガンになっていたという事もある。ただ、私達夫婦は国民健康保険に入っている。これにプラスして民間の医療保険に入る理由があるのだろうか。

医療保険の支払いの半分は保険会社の手数料収入になる

現在、私は生命保険も医療保険も入っていない。60歳になった時にすべての民間保険をやめた。国民健康保険で十分であると判断したためである。その代わり、自分が作り出した医療保険に毎月5000円を払い込んでいる。仕組みは至って簡単。

自分が作った医療保険

新規に現行口座を開いてその口座をこれから発生する医療費の資金を貯める口座にする。一般的な医療保険は、月々5000円が多い。その保険から得られる最大支給金額が30万円ぐらいである。医療保険の支払い月額5000円の50%は保険会社の利益となって消えて行く。それならば、自分で自分のための保険を作っ月額5000円全額を医療費に使えるようにすれば良いという結論である。

これを始めてからどのくらい経過したか分からないが、今月の口座には26万円ほど溜まっている。今まで病気をしていないので使わずに銀行口座に溜まっている。1年間に6万円貯まる。30万円を貯めるまで5年間かかる。5年間に医療費が出ていかなければ、医療保険以上の医療費資金が手元に残る。

私が作った医療保険は病気にならなければ累積的に毎月5000円が銀行口座に病気になったときの医療資金として溜まって行く。5年以上貯め続ければ、医療保険が支給する保証金合計よりも大きくなる。こんなシンプルな仕組みであるので誰にでも出来る健康でいる期間が長ければ長いほど医療資金が自分の銀行口座に溜まる。

妻の民間医療保険:アフラック医療保険EVER

私の医療保険はこれで解決するが、家内の場合もこれと同じようにすべきかどうか迷っている。現在、アフラック医療保険EVERで月2550円を振り込んでいる。月5000円ではないので負担額は少ない。家内が65歳になるまであと7年ある。仮にアフラック医療保険EVERを来月解約して私と同じ自分医療保険銀行口座を開設して月5000円を積み立てて行けば、家内が65歳の時に42万円が積立されているはず

アフラック医療保険EVERで受け取る金額と比較してメリットが大きければ、来月にでも解約する事になる。他の方法でこれから発生するかもしれない医療費を賄えるならば、民間の医療保険に入る必要は全然ない!

医療保険の事を分かりやすくまとめてあるホームページがある。参考までに一読してい見ると良い。民間の医療保険は保険としての役割が低い事が分かる。

結論

私達夫婦は結果として生命保険や医療保険すべてを解約した。保険会社に月額支払の半分を寄付しているようなものであるからだ。それよりも自分の医療保険を作って月額支払を銀行に開設した口座に入金したほうが得になることを実感している。医療保険は高い国民健康保険を国に支払っている。それで十分である。

自分が作った医療保険口座は健康であればあるほど医療資金として貯められていく。いざとなった時にその口座から医療費を支払うことが出来る。