70歳過ぎて働かなくても良いシニアは何に時間を使うのか?

70歳を過ぎると老化による体の変化が酷くなる。運動不足で体重が増えたり、筋肉の損失で姿勢が悪くなったり、肌が汚くなったり、世間体をあまり気にしなくなったりする。老いを強く感じると同時に若くなりたい、若く見せたいという欲求も強くなる。

若く見えるためには(1)姿勢が良い、(2)筋肉がある、(3)肌艶が良い、(4)お腹が肥満で出ていない、(5)清潔であるなどの要素のどれか一つがないと駄目。先日、老人ホームで暮らす義母に面会をしてきた。私の姿を見た義母の第一声は、「前と変わらず若いわね!頑丈な体格と良い姿勢が目立ってるわ。」であった。

私は余生の生活で筋トレを中心に生活を送っている。長年続けているスポーツジムでの筋トレは老いてくれば来るほどその効果が出てくる。最も顕著な効果は若く見えることである。筋トレのお陰で姿勢が良く、筋肉を増やして頑丈な体格を作っている。他人が一目見て、何か運動でもやっているでしょ!と聞いてくる。

現在、69歳半。来年には70歳になる。私の余生は始まっている。仕事は遊び程度にして興味を持っていることしかやっていない。平日の2日間は筋トレに費やしている。健康のために筋トレを続けているが、今では趣味になっている。体は週2回の筋トレをしないとスポーツジムに行けと言ってくる。筋トレ中心の余生であると言って良い。

bench press example

人それぞれ考え方で余生を送っていると思う。残り少ない自由な時間を自由に動かせる体で楽しむ。体が不自由になったら生命があっても余生は楽しめない。老人ホームで生活をしている義母を見てそう思う。自分の足だけでは移動が難しい生活を送っている。

70歳を過ぎたら、残りの時間を如何にしたら楽しめるかを真剣に考え、実行したほうが良い。

老後の自由な時間を何に使う?

時間は取り戻せない。自分が自由に使える時間ほど大切なものはない。それなのに私達は時間を大切に使っていない。目的がある生活をしていると時間が足りなくなる。暇な人ほど時間の無駄遣いをしている。若い頃の時間と高齢者の時間では時間の価値が違う。シニアになった時の時間は高価である。使える時間が少ないから高価になる。

私はいつもこう思っている。80歳を過ぎたらいつでも他界しても良いと。加齢で体が不自由になったら、生きる世界が狭くなりつまらなくなる。普通の生活が出来る年齢まで生きたい。筋トレはその希望を可能にしてくれる。

好きなことに時間を使う

私の知人は映画好きである。月に3回以上映画館に行っている。私も映画好きであるが、見たい映画分野がStar Trekなどの宇宙探検物が多い。そのためネットフリックス、Wowowオンデマンド、プライム・ビデオ、ディズニープラスなどのストリーミング動画サービスを利用している。ただし、1ヶ月間だけの契約にして見たい映画だけを見たら、契約を解除している。

家内の実家が世田谷区にある。月に2回ほど別荘のように使っている家内の実家に宿泊して都内を探検している。井の頭線下北沢駅に美味しいカレー専門店が多くあるというのでカレーの食べ歩きをしている。先日、食べたカレー屋さんはE-Itou-Curry。本多劇場がある通り沿いにある。濃厚なカレーであった。もう一度、食べに行きたいと思っている。価格は1000円から2000円以内。狭いので早めに行ったほうが座れる。

e itou curryriceチキンカレー1250円

e itou menu

下北沢駅周辺は色々なお店でいっぱい。いつも若者たちで賑わっている。若者たちや海外からの観光客を眺めながらフランス・パリからの第一号店Bellevilleでカフェを楽しむ。

フランスのパリのカフェ第1号店

やりたいことをする

仕事で使うPCがある。常時使っているPCはChromebookである。最近、新しいChromebookを米国アマゾンで注文をした。最新Chromebook Plus規格の14インチChromebookである。円安で14万から15万円になる。現在、製品がないため新しい在庫ができ次第発送される予定。

 cx54 asus chromebookplus

Chromebookの良さはハードウエアが壊れても別のChromebookが手元にあれば直ぐに同じ環境で使える点である。データや設定はすべてクラウド(Google Driveの私のアカウント)にある。Chromebookはクラウドにアクセスして使うPCであるのでOSのアップデートは1分もかからない。インターネットにアクセスできる環境であれば、どこでも使える。

このPCを使ってこのブログを書いている。Chromebookは全部で4台所有している。4台同時に同じ作業環境で仕事ができる。ネットワークPCだから出来る利便性である。

買いたいと思ったら、少しぐらい高くても買う。お金を有効に使うタイミングがある。このChromebookを使える時間が短い。緑内障の病気で視野がどんどん狭くなってきている。目が見えるうちに使いたいPCで仕事をしたい。

異常気象で天候や気候がおかしくなっている。今年の夏は猛暑かもしれない。最近の服装は猛暑と汗で不快感を味わうことがないような服装にしている。吸水性、速乾性、UV-Cutの機能を持つスポーツシャツとユニクロのウルトラストレッチドライEXジョガーパンツユニクロのウルトラストレッチドライEXジョガーパンツ(サラサラの肌ざわり)で外出している。筋トレもこの服装でしている。

週2回の筋トレで体重を理想体重まで落とすことをしている。私の理想体重は70キロから71キロ。現在72キロであるのであと1キロの体重を落とす予定。体重を落とす時気を付けることは脂肪と同時に筋肉量も一緒に失うのでタンパク質の多い食事をしながら筋トレに励むことになる。

私はプロテインパウダーなどは摂取していない。出来るだけ食べるものだけでタンパク質を多く取ろうとしている。その理由はプロテインパウダーに頼ると使い方で腎臓機能を悪化させるリスクが有る。多めにプロティンパウダーを取ると腎臓への負荷が大きくなる。

得意なことをする

誰にでも一つや二つ、得意なことがある。私の妻はピアノが得意であるというか、ピアノを教えている。私はJoomla CMSを使ってサイト構築が出来るスキルを持っている。このサイトもJoomla CMSを使って作られている。妻も私も興味を持っているものを追求し続けている。

筋トレを長年続けているのでシニア向けに筋トレ情報を発信している。筋トレをやらねばと持っているシニアは多いが続かないという問題を抱えている。私なりにその問題を解決する方法を提案している。シニアの筋トレは運動習慣を身に着けないと駄目である。直ぐに効果が出ることを期待して始めると期待外れになる。筋肉は年単位で少しづつ増えていくからである。

得意なことや好きなことは老いても続けられる。心地良い快感をその行為から得られるからだ。自分にとって心地良い快感を得られることをリストしてみると始めやすい。

 

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結論

シニア男性の平均健康寿命は72歳、平均寿命は82歳。70歳を過ぎたシニアは80歳になるまでの10年間が人生を楽しむための最後の時期になる。生計のために働く必要がないシニアならば、自由な時間を好きなこと、やりたいこと、得意なことなどの使える。

この世界で生きているうちに満足が行くことをする。それが余生を楽しむことにつながる。老いは時間とともに酷くなり、神様より借りた肉体は言うことを聞かなくなる。自由に動かせる肉体から不自由な肉体に変わっていく。自由に動ける肉体があるうちにやりたかったことを味わうのが一番良い人生の選択肢ではないか。

  

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