自動車運転免許証の返納で迷うシニア

自動車免許証の更新手続きに行く予定だる。75歳未満75歳以上では、運転免許証の更新手続きが違う。75歳以上は認知機能検査を受ける事になる。認知症の恐れと判断された場合は、臨時適性検査の受ける、または、診断書を提出してから高齢者講習を受ける事になる。高齢者講習は、(1)実車指導、(2)個別指導などで3時間かかる。費用は、7550円。認知機能の低下の恐れと判断された場合は、高齢者講習(3時間)を受けるだけである。認知機能の低下の恐れが無い場合は、高齢者講習(実車指導 2時間:4650円)になる。

75歳未満の高齢者は、運転免許証の更新前に高齢者講習を教習所で受講して高齢者講習修了証明書を発行してもらう。更新時に高齢者講習修了証明書を持参して2500円の更新手数料を支払って新しい運転免許証を頂く事になる。高齢者講習修了証明書があると講習が免除される。ただし、違反運転手は講習を受けなければならない。

67歳であるので普通の手続きになる。講習の種類は、「優良運転者」で30分間の講習手数料金500円と免許更新手数料2500円で合計3000円。警察署で更新をするつもりでいる。「一般運転者」は講習手数料800円になるので合計3300円。

いつ、自動車の運転を止めるべきか?

理由は2つある。

75歳まであと8年ある。この8年の内に自動車の機能が向上して自動運転が当たり前になると予想している。技術革新で便利になる自動車を最大限に活用したいと思ったからだ。

もう一つの理由は、緑内障である。あと8年たてば現在の緑内障が確実に悪化する。右目上半分が見えていないのでそれ以上の範囲で視野が悪くなるのは想像できる。その上、左目の一部も緑内障に冒され始めているので現在のように左目で見えない右目の視野をカバーできなくなる。その恐れを感じているので75歳が限度ではと自分で判断している。

自動車免許証の目の更新検査は大雑把であるので視力さえ出ていれば、パスできる。問題は、実際の運転で視野の狭さから事故を起こす可能性が高くなるのが怖い。自動車は凶器である。事故を起こさないようにするには、高齢者は自分で運転しない事である

8年間の内に自動車の機能が安全面で進化し、事故を起こしそうになったら自動的に事故を避けるようになる。自動運転機能は現時点で初期段階であるが、技術革新は早いので8年後には自動運転も成熟してくると睨んでいる。

73歳の時に免許を更新するのだが、有効期間は75歳まで。問題なく更新が出来れば免許証だけは持っておくが運転はしない。運転免許証の返納は75歳の時か、体が言う事を聞かなくなった時になる。運転免許証は身分証明書にもなるので別の用途で活用したいと思っている。

自分の戒めのために高齢者の自動車運転で注意すべきこと

  1. 出会い頭事故と追突事故、右折時の事故が多い
  2. 買い物、訪問、通院などでの事故が多い
  3. 一時停止、信号無視、安全運転義務違反が多い
  4. 信号機や一時停止の標識などを「うっかり」見落としが多い
  5. スピードが控えめでも減速するタイミングが遅れる
  6. 遠くで相手を発見しておきながら、途中で相手から目を離す
  7. 危険に直面してもアクセルから足を離すのが遅れる
  8. 相手を発見していながらブレーキを踏まない

自分の自動車運転でいつも家内から指摘されている事

  • 信号機の見落とし、黄色信号でも無理して交差点を走ってしまう
  • 車間距離を十分取らないで、追い越しをする運転をする
  • 注意力の分散と考え事をしながら運転する

この3つの事が指摘されている。確かにそうであるので意識して今は運転をしている。

交通事故で亡くなった人の年齢は65歳以上が50%占めている。高齢者の交通事故が増えているので頂いた交通教本では高齢者向けの内容が優先して書かれている。テレビのニュースでも高齢者がブレーキとアクセルを間違えて病院やコンビニに突っ込む事故を起こしている。老化現象は確実に私たちの体を犯している。

結論

  • 75歳未満75歳以上では、運転免許証の更新手続きが違う
  • 事故を起こさないようにするには、出来るだけ高齢者は自動車を自分で運転しない事である
  • 私は75歳になった時点で自動車を自分で運転する事をやめる!