65歳老後の生活でどう苦しみ、生きがいを見出すのか?

雇い止めになる65歳のシニアは今後の生活で戸惑う。会社に通勤しない生活と時間をどうすれば良いのか分からない。金銭面では、年金が支給されるので一安心なのだが、暇になることに恐怖を抱く。暇な時間をどう過ごせば良いか、自分で解決できない人が多い。取り敢えず、65歳以上でも働ける職を探し始める。

人材不足の今、職を選ばなければアルバイトやパートの仕事はたくさんある。問題は、今までやってきた仕事から相当かけ離れた誰にでもできる仕事になる。人手になれば、それで良いという仕事が多い。そんな仕事に耐えられるかどうかが問われる。

自分で仕事が作れればそれが一番良いのだが、起業した経験がない65歳のシニアたちには勇気と好奇心、そして、情熱がないと最初の一歩が踏み出せない。

65歳からの生活は誰にとっても未知の世界を探検する生活になる。

4つの老後の迷い

今年65歳になった私である。51歳の時に起業して自営業を営んでいる。14年間一人でインターネットビジネスをやっている。65歳で会社を卒業したシニアと違って大分前に未開拓の世界を歩いて来ている。そんな私でも今の仕事が続けられなくなれば悩むことが多くなる。

仕事があれば、続けられれば生活のリズムを組み立て易い。多くのシニアは70歳前後で完全にリタイヤーする生活に入るという。老化する体がそうさせるようだ。当然、個人差がある。元気なシニアは活発に色々な活動をやり始める。

日中の過ごし方をどうするか。仕事を卒業して数カ月はやりたいことをやって時間を潰せるのだが、半年立つと何をやったら良いか悩みだす。暇が苦痛になる。 

日中の過ごし方

老後の生活をどう過ごしたら良いか悩み出したら、こんなアクションを取る。まず、やることは友人、知人、先輩に会いに行くこと。他人はどのような生活をして暇を潰しているか聞く。参考になる老後の生活をしている人たちを見つけて参考にする。殆どの人はこれだという老後の生活をしてはいない事に気がつくはず。趣味に生きるシニアであっても、一日中365日趣味に没頭できない。違った刺激を求めてあっちこっちを探している。

65歳を過ぎたら海に船を出して海図を自分で作っていかねばならない。頼れるのは自分の感覚である。何かに関心があればそれを追求してみる。追求しながらそれを生きがいにすることが出来るかを検証する。自分が一番楽しいと感じることが見つかるまで海で海図作りをしなければならない。

一つだけ確かなことは、今関心があることを追い求めるとその活動の先に別の関心事が見えてくることだ。最初の一歩が次の一歩につながって行く。私の14年間の起業生活はそんな感じで発展して行っている。

普通の生活が続けられる健康

65歳のシニアが一番心配することは、健康である。老化現象が自分の体に現れ始めると次第に人との挨拶が、「体の調子はいかがですか?」と変わって行く。60歳代のシニアは、まだ、元気な体と健康を維持している。70歳の声を聞き始めると急激な体の変化に見舞われる。

免疫力の低下と筋力の弱体化が普通の生活で表面化する。今までできていた事が出来ない。そんな体験を味わう。シニアの体は意識して鍛えないと知らないうちに枯れていく。スポーツジムでの筋トレが必須になる。特に足腰の筋肉を鍛えないと将来自分の足で動けなくなる。

医者が人間ドックで定期的な運動をするよう強く言う理由がそこにある。体を使う活動が自然と少なくなる生活になるので筋肉はそんな生活に適応し、余分な筋肉を削っていく。それに気が付かないシニアは70歳過ぎに歩く速度が遅くなったり、10キロも歩けなくなる。普通の生活を維持できる体ではなくなってくる。

老後のお金

次に心配することは、お金である。貯蓄と年金だけで今後の生活が成り立っていくのか心配になる。年金だけでは、有料介護付老人ホームの支払いが無理なのが分かる。貯蓄で足りない費用を賄うことになるのだが、長生きすればするほど貯蓄がなくなる。あるポイントで支払いが出来なくなる。

年金と貯蓄が少ないシニアは働けない年齢になった時にどうすれば良いのか。子供の家族があれば、子供に養ってもらうしか無い。子供がいなければ、生活保護を受けるしか無いのだが、受けられるかどうか分からない時代である。

老後のお金は60歳、70歳代にできるだけ貯めるしか無い。または、年金プラスになる他の収入を自分で稼ぐ仕組みを作るしか無い。私が挑戦していることはお金を知的生産で作る仕組みである。思うほど上手く行っていないが、お金は稼げている。後は収入を増やし、維持できるようにするしか無い。それが難しい。

伴侶が他界した後の孤独

最後の心配事は、伴侶が他界した後の生活である。一人の生活に耐えられるかどうか。男性が妻を失って一人生活を始めると出来ないことがいっぺんに降ってくる。何かをやろうとした時に家の何処に何が置かれているのか分からない。物探しが始まる。料理もイチから学ばなければならない。

面倒くさい性分の人は、スーパーの惣菜を買ってご飯だけを炊く食生活に成りやすい。栄養バランスに欠ける食生活と食費負担が増える日が続く。日常的なことは、なんとかこなせるようになっても夜一人でいる孤独が辛くなる。1日中、誰とも会話をすることが無い生活になる。ペットを飼い始めて、ペットが話し相手になる。

一人の生活を求める人であれば、幸せだがそんなシニアはいない。誰もが孤独を恐れる。老後の事を考えたらキリがないほど心配することが見つかる。What ifの世界が延々に続く。老後の生活をどのように暮らしたら良いかを悩み始めたら、おしまいである。想像が恐怖と不安を呼ぶ。

65歳以降の生活はこんな老後の生活を送りたいと書くことから始まる!

他人の老後の生活なんか関係ない。他人は他人の世界がある。自分の世界は自分で作る。それが65歳以降の老後の生活であると私は思っている。老後の生活で迷いが生まれるのは、自分が何をやりたいかが見えていないからである。何をやりたいかを知るには、子供の頃にどんなを夢見たかを探せば見えてくる。老後の生活は、好きな事をやるに限るからだ。

子供の頃、楽しんだことをやっても良い。釣りが好きならば、釣りを楽しむ老後を計画すれば良い。テニスが好きならば、テニスサークルやテニススクールに通うことだ。老後の特権は、誰にでも気兼ねなく自分がやりたい事に自分の時間を100%投入できる自由である。年齢が80歳を越え始めれば、やりたい事が有っても体が動かなくなる。やりたくても出来なくなる運命が待っている。やれる時にやる!それが、65歳以降の老後の生き方ではないか。

結論

  • 仕事が無くなった65歳の生活は暇になる。暇をどう過ごせるかで生活の質が変わる
  • 健康、お金、孤独の心配事が老後の生活で生まれてくるので今のうちに対策を準備する
  • 老後の事で迷う時は、今やりたい事をやるしかない。80歳過ぎになればやりたい事が有っても出来なくなるからだ

 

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