米国の大学に留学していた時や仕事でカリフォルニアで生活していた時に必ず見ていたテレビ番組がある。Star Trek番組だ。日本で生活を始めてからはStar Trek番組を見る事が出来なかった。今年の1月からNetflixと契約をした。1か月1000円ぐらいの費用でStar Trek番組(過去から現在までのシリーズ)やその他SF映画など色々な番組を楽しめる。
私にとっては、Star Trek番組さえ見る事が出来ればそれで満足だ。他の番組や映画は、おまけでしかない。出来れば、毎日Star Trek番組を見たいのだが、日中は仕事。平日の夜は、家内にテレビを独占されている。どうしても、週末の余暇の時間にStar Trek番組を3時間ぐらいまとめて見るようになる。
老後の生活で困るのは余暇の時間をどう楽しむかである
65歳を過ぎると必要以上に余暇の時間が増える。私のように日中は仕事という人は少ないかもしれない。1日中自分が楽しめる趣味がある人は、幸せである。多くのシニアは、暇を持て余す。老後の生活は、自分のライフスタイルに合う生活のリズムを作って行くしかない。一つの事をずっとやって行くのも一つの選択であるが、飽きる。生活に変化は必要である。
私の生活のリズムと余暇の楽しみ方
- 平日は、午前9時から夜7時までカフェを仕事場にしてインターネットビジネスをしている
- 週2回近くのスポーツセンターにあるジムで筋トレをしている
- 土日のどちらかを夫婦で外出する
- 週末にNetflixや録画した番組を見る
家内にしてみれば、自宅に1日中私がいないほうが良い。会社員時代と同じ生活のリズムが家内の生活の中でリズムになっている。それを定年退職後も続けたいと言うのが家内の要望である。夫婦仲を壊す原因は、妻の生活のリズムを酷く修正する事である。長年の生活習慣を変える事は、妻にストレスを与える。老いて来るとストレスをうまく処理できなくなる。ストレスが積もり始めると夫婦喧嘩が始まる。最終的に老後離婚になる。
コアな時間と余暇をどう作るか?
定年退職をした旦那は、新しい生活のリズムを構築しなければならない。その生活のリズムは、妻の生活のリズムを出来るだけ壊さないものでなければいけない。新しい生活のリズムはコアな時間と余暇で構成される。
基本、平日の日中は自宅にいない事!外出先で自分の新しい生活を作る。この事に気が付かないで奥さんの尻ばかり追っていると奥さんに嫌われる。最悪、離婚につながる。そうならないためにも日中の時間の使い方を決める必要がある。仕事があれば、それが一番良い。お金を稼げるし、社会ともつながれる。
日中8時間のコアな時間をどのように使いたいのかを自問自答してみる。例えば、こんな3つの案を考えて見る。
- アルバイトやパートの仕事をする(未経験の仕事に挑戦する)
- 専門学校に通って新しいスキルを身につける
- 介護のボランティア(自分の老後の終着駅を垣間見る体験)
平日のコアな時間の使い方が決まれば、残った余暇の時間をどう楽しむかである。余暇を楽しむのに沢山の時間はいらない。平日の朝早い時間と夜の時間はシニアのためにある。週末は、夫婦で一緒に楽しむ時間にする。自分の意志で使える時間が制約されていると本当にやりたいことが見えてくる。
目的がある余暇は続けられる
平日の日中8時間以外の時間は全て余暇の時間になる。定期的に続けられる活動が一番良い。目的がある余暇の活動が続けやすい。例えば、こんな活動が考えられる。
- 妻から料理の作り方を学ぶ(一人になっても美味しい料理を食べられる)
- ソーシャルネットワークを学ぶためにFacebook、Twitter、インスタグラムなどをやってみる
- 夫婦で行く旅行計画の準備(行き先の情報を集めて知識を身につける)
- Googleアドセンス広告で小遣い稼ぎをするためブログをやり始める
好奇心が旺盛な方はその好奇心に任せて置い続ければ良い。新しい物好きな人は新しいものマニアになれば良い。余暇の使い方として読書があるが、本の虫でない人は続けられない。私が本を読む時は何かの目的で情報を漁るときである。目的がある余暇は目的が達成されると喜びが生まれる。
結論
自分の欲望を満たす平日の使い方を出来るだけ早く新しい生活の中に組み込むことである。映画好きな方は、毎月1回は映画の日を作って鑑賞する。居酒屋が好きな人は毎月1度新しい居酒屋探しをする。可愛い女性が好きな人は可愛い人を写真に収める日を決める。楽しめる余暇を生活のリズムの中に入れておくことが重要である。