不安を呼ぶ老後の生活

新しい生活のリズムを築き上げるのに試行錯誤の時間が必要である。老後にやりたい事があるシニアは、新しい生活のリズムを作りやすい。何をやったらいいのか、どんな老後の生活を求めているのか、自分でもはっきりわからない高齢者はどうしても試行錯誤の時間が発生する。老後の時間の使い方は老いて行く過程で変化する。体の老化現象で今まで出来ていたことが出来なくなり、やれることに制限が生まれるからである。

老後の生活リズムが出来上がっている老人ならばそのリズムが崩れないように対策を取る必要がある。老後の不安はお金だけではない。一番不安な事は健康である。70歳を過ぎる頃から免疫力が急激に落ちて深刻な病気に襲われるリスクが高まる。さらに体の筋肉量が失われて体を活発に動かすのが面倒に感じ始める。

老人の体は筋肉の損失と免疫力の低下で普通の生活を送る上での支障が高まる。お金を貯めればそれで老後の不安が軽減されると信じているシニアは目出度い。実際はお金よりも体を自由に動かせる健康にある。「体が資本である」という心理が老人になればなるほど身に沁みてくる。

老後の生活は出来るだけ長く自宅での生活を普通に暮らせるようにすることである。老人ホームに入居するシニアは自宅で普通の生活ができなくなった方々である。その時に老人ホームに入居できるお金があるか、どうかでお金の不安が生まれる。普通に暮らせる体を維持できる限りお金の不安はあまり起きない。

普通の生活を送ることがシニアの命題になる。

仕事で腰痛に悩む人は座っている姿勢を改善することだ

私は、1日中というか大部分の時間をイスに座って仕事をしている。このおかげで腰痛と肩こりが酷い。月に1回は指圧や整体サロンにお世話になる。パソコンを目の前にしてキーボードを叩く姿勢はどうしても前かがみになるようだ。この姿勢が腰痛と肩こりの原因らしい。

私はカフェでこんな工夫をして腰痛と肩こりを予防している。出来るだけ猫背にならないように意識して背筋を伸ばす。

姿勢を良くする道具

正しい姿勢で仕事をさせる道具があるらしい!

特定保健指導の動機づけ支援案内書が届いて驚いた!

メタボリックシンドロームとは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態を指します。 単に腹囲が大きいだけでは、メタボリックシンドロームにはあてはまりません。(引用先 Eヘルスネット 厚生労働省

特定保健指導の動機づけ支援案内書はメタボリックシンドローム予備軍の対象者に送られる。対象者は腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスクで判定される。判定基準の詳細はこちらのPDF資料で説明されている。横浜市国民健康保険では、内臓脂肪の蓄積に起因する高血圧症、脂質異常症、糖尿病等の生活習慣病をみつけ、生活習慣の改善、病気の予防を目的とする「特定健康診査」を無料で実施している。私は毎年この無料サービスを利用して健康診断を受けている。

その健康診断で腹囲が基準値よりも85cm以上(86cmで1センチオーバー)と空腹時血糖100mg/dl以上(101mg/dlで1mg/dlオーバー)であったため、特定保健指導の動機づけ支援案内書が送られてきた。自分自身はメタボリックシンドロームの予備軍ではないと自覚しているため驚いた。確かに60歳を過ぎると体を積極的に動かす活動が減るために肥満になるシニアがいる。

でも、既に生活習慣病対策をしている人にとってこの案内は余計なお世話になる。この案内書が届いたからと言って義務的に受診しなければならないということはない。必要と思う人だけが利用すれば良いだけである。少なくとも私はその必要がないと思っている。

60歳代シニアは自分でお金を稼ぐ挑戦を!人生一度しか無い最後のチャンス

人生は一度しかない。

会社勤めが長いシニアはサラリーマン生活以外の世界を知らない。この世の中には色々な世界が存在する。色々な世界は人々に生きて行く上で色々な機会を与えている。会社勤めの世界はその中の一つにすぎない。

60歳を過ぎれば、別の世界でひと暴れしても良いのではないかと私は思っている。今までの経験とスキルを自分がやりたいと思ったことに投入する。60歳代は健康で体力も有り退職金もある。今まで経験したことがない新しい事に挑戦できる最後の機会ではないか。

new challenge

60歳、65歳で会社に雇用される生活から自分を雇用する生活に挑戦してみてはどうか。自分には無理であると頭で考えないでちょっとした遊びとしてリスクを最小限にして挑戦して見ると残りの人生が面白くなる。

関節痛なのか、筋肉の筋を痛めたのか、老化で耐久力が落ちたのか?

この1年間週1回から2回程度の頻度でスポーツセンターや公園で懸垂をしている。懸垂の運動を始めた頃は必ず肩と腕の筋肉の筋に痛みを感じた。この痛みは1週間ほどで自然治癒する。若い頃は筋から来る痛みはほとんどなかった。むしろ、筋肉痛だった。懸垂から来る筋肉痛は脇下にある筋肉や腕。筋が痛いとは痛みの部位が違う。

1ヶ月前に喉風邪を引いて3週間ほど筋トレができなかった。その後すぐに九州旅行を予定していたので1ヶ月間スポーツジムに行って筋トレができなかった。1ヶ月間のブランクで体の筋肉と筋力が衰えた。こんな状態で筋トレを再開すると必ず筋肉痛が起きる。この筋肉痛も何回か筋トレをする回数を増やせば自然と発症しなくなる。体が筋トレの負荷に慣れてくるからだ。

筋トレを初めてやるシニアは3つの障害を受けるかもしれない。

  1. 筋肉痛
  2. 関節痛
  3. 筋の痛み

体の筋肉が筋トレによる負荷に慣れていないために起きる。若者は筋肉痛だけである。シニアはそれに2つ加わる。老化は日頃使っていない筋肉にも現れる。