貧乏な高齢者ほど幸せを少額で買える

年収300万円の高齢者が幸せを感じる時に必要な金額は、年収の2倍。年収が1200万円の高齢者は、年収が2倍ではなく10倍にならないと幸せをそれほど感じない。お金の増減による幸せ感は、頂いている年収の金額で相当違う。

これは何を意味しているのだろうか。貧乏人とお金持ちのお金に関する感受性の違いである。貧乏人は満たされない欲求が沢山ある。お金持ちはいつも満たされている。特別なことがない限り幸せを感じない。

貧乏な年金生活者はちょっとしたことで幸せを感じやすい状態にいる。その事をまず認識すべきである。お金が少ないから不幸せであると思わないこと。幸せの感じ方が誰しも同じではない。食べたい物が食べれないで困っているシニアを幸せにするにはその食べ物を食べさせてあげれば良い。

物質面で満たされているお金持ちは食べたい物はいつでも食べれるので幸せにする方法が見つからない。お金持ちになれば幸せになると私達はなぜか教え込まれているが、それは正しくない。幸せの感じ方は一つではない。感じ方次第で決まる。

60歳になると身体の老化を感じ始める、どうしたら良いのか?

女性だけでなく男性も身体に違和感を覚える時が多くなる。今までと同じ生活をしているのに関節や筋が痛く感じる時がある。階段を降りる時に膝にちょっとした痛みを感じる時もある。顔には、気が付かない間にシミが沢山出てきている。女性は、男性よりも身体の老化に敏感になる。60歳を過ぎると体にちょっとした変化が生まれてきていることに気が付く。

体の機能の老化だけではなく体の筋肉の衰えが顕著になる。老人は動きが鈍くなる。その原因が筋肉の衰えと損失である。シニアの筋肉は使わないとどんどん失われる。筋肉を維持する、増やすには筋トレを始めるのが一番効果的である。

「老人たちのたまり場」はどこにあるの?

70歳を労働から解放される年齢と考える。仕事が続けられる、継続したいというシニアは頑張っても75歳ぐらいだろう。仕事自体が生きがいならば、体が仕事を受け付けなくなる年齢までだ。労働から解放された老人たちは、一体どこで何をしているのだろうか。

平日の午前中に図書館に行って見ると老人男性たちで新聞コーナーは占有されている。午後は、老人たちが昼寝をしている。何かの目的で本を読んでいる老人は少ない。公共の図書館は老人たちのたまり場になっている。ただ、コロナ感染でStay Home(自宅にいなさい)が奨励されているため人が集まる建物の中よりも公園などのオープンスペースに老人たちは憩いの場を求めている。

老人がウキウキと興奮する時

NPO団体のグループ定例会があった。特別な企業紹介のプレゼンテーションが午後13時30分から始まった。(株)エスマ・マジェスタという生演奏を身近に提供する女性だけの会社である。若い魅力的な女性二人がバイオリンとフルートで平均年齢70歳の老人企業OBの前でデモ演奏をしてくれた。

98%男性のNPO団体であるため若い魅力的な女性二人が定例会に現れると花が咲いたようになる。皆、なぜ、若い女性二人がここにいるのか不思議そうに見ていた。70歳を越えるシニア男性たちは日常若い女性との接点がない。NPO団体の定例会に登場するのが不自然であるかのように目を丸くして彼女たちを見ていた。

口を開けて食べるとクチャクチャの音がするだけでなく早食いになる

私は、いつも、家内から早食いを注意されている。早食いをすると太るからゆっくり食べてくださいね!と念を押されているのだが、早食いの習慣は直らない。家内の実家で義父と一緒に夕食をしていたら、私がいない時間に家内に私の食べ方の注意が入った。義父曰く、「彼は口を開いて食事をする。クチャクチャする音が聞こえるから、口を閉じて食べてくれいないかと言って置いてと!」

自宅に帰ったら、翌日の夕食時に妻から義父からの要望を伝えられた。妻曰く、「口を閉じて食べないから、早食いになるのよ!クチャクチャ音が義父に聞こえていて嫌がっていたと伝えてくれって!」