年収300万円の高齢者が幸せを感じる時に必要な金額は、年収の2倍。年収が1200万円の高齢者は、年収が2倍ではなく10倍にならないと幸せをそれほど感じない。お金の増減による幸せ感は、頂いている年収の金額で相当違う。
これは何を意味しているのだろうか。貧乏人とお金持ちのお金に関する感受性の違いである。貧乏人は満たされない欲求が沢山ある。お金持ちはいつも満たされている。特別なことがない限り幸せを感じない。
貧乏な年金生活者はちょっとしたことで幸せを感じやすい状態にいる。その事をまず認識すべきである。お金が少ないから不幸せであると思わないこと。幸せの感じ方が誰しも同じではない。食べたい物が食べれないで困っているシニアを幸せにするにはその食べ物を食べさせてあげれば良い。
物質面で満たされているお金持ちは食べたい物はいつでも食べれるので幸せにする方法が見つからない。お金持ちになれば幸せになると私達はなぜか教え込まれているが、それは正しくない。幸せの感じ方は一つではない。感じ方次第で決まる。