英会話を楽しむには、相手が何を言っているかをまず理解しなければ何も始まらない。英語を聞いて理解できるまで英語耳を創らねばならない。英語耳とは、英語に耳が慣れるまで英語を勉強する、英語を聞くということだ。学生の頃、Far East Network(FEN)米国駐留軍のラジオ放送を聞いたが、早すぎて何を言っているのか分からなかった。今は、早さに関係なく何を言っているかを理解している。
英語耳を創るには絶対的に必要な訓練がある。
聞いた英語を翻訳して理解してはいけない!
How are you?と聞かれたら、Fine, thank you.と答える教育を中学校で学んだ。この表現は聞き慣れて意味も分かっているのですぐにわかる。どのように答えるべきかの英語の表現が頭にあれば、それを選んで口に出すだけだ。No, not well.とか、Great!とか。色々な感情表現が出来る。その英語表現を頭にデータベースとして貯めて直ぐに使える状態にして置けば良い。
英語耳は、聞き慣れた英語表現を出来るだけ多く増やして使える状態にすることで作られる。
これを成し遂げるためには、毎日自分の英語レベルにあった英会話を聞き続けることだ。例えば、YouTubeにある英語聞き流し動画なんかを活用して英語耳を創る。
英語リスニング聞き流しDC初心者 初級 ー30日にすごく簡単な英語勉強・・・NHK基礎英会話などもある。
英語の教材は、インターネットに溢れるほどある。YouTubeには、上記のような教材が沢山アップされているのでそれを活用しない手はない。すべて無料だ。
英語耳を創る時は、一つの英会話教材の内容を耳で聞いて暗記できるまで使うことだ。何度も何度も聞くことで耳が英語表現に慣れてくる。聞けば聞くほど内容も理解できるようになる。色々な教材に心が移ると中途半端になる。必ず、一つの教材を徹底的にやる。聞くだけで暗記が出来るようにする。これが基本だ。
この勉強を最低でも1年間続ければ、その成果が体感できるようになる。
シニアの英会話学び直し(2):発音とイントネーションを学び直す
シニアの英会話学び直し(9):1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月で目標を立てる