還暦を過ぎると誰もが自分の歳を意識し始める。あと5年で年金受給の歳になるとか、以前よりも頭の毛が薄くなったとか、視力が悪くなったとか、色々な変化に気が付き始める。ちょっとした意識の違いで今まで気がついていなかったことに気が付き始める。
自分の体の変化に目が行くようになる年齢が還暦である。定年退職の時期と同じくして体も一つの区切りを迎える。60歳の声を聞くと老いる体に対する不安を覚える。10年先、20年先の体はどうなって行くのだろうか。老化現象がどのように自分の老後の生活を変えていくのだろうかと思い始める。