60歳以上のシニアは下記の事実を頭に叩き込んで置く事である。そして、直ぐに自分なりのアクションを取ることが重要になる。
シニアの体は、加齢とともに体を活発に動かす事が減少し、それが食事の量に影響する。生命エネルギーの糧になる食事が細くなると体を動かす筋肉の生成も減少し、筋肉を失い始める。筋肉を失い始めると新陳代謝も減少し始めて肉体が知らないうちに枯れて行く。
シニアは老いて来る肉体が「楽をしろ、しろ!」を命じている。階段で上がるよりもエスカレーターやエレベータを使う。短い距離なのに歩かないで自動車に乗る。便利な文明の利器がシニアの肉体を楽にさせてしまう。
ある上場企業の新入社員が、体を鍛えるために自分の部署がある8階フロアーまで階段を上がっていた。階段を上がる時に必ず一緒になるシニアの社員に出会うという。そのシニアは、後で知る事になるが、その会社の社長であったという。
社長は体力を維持するために階段の上り下りで足腰を鍛えていた。多くの会社社長は体を快適にする環境を提供される。社長専用のエレベーター、お抱え運転手、秘書など。健康意識が強い社長は自分の肉体を鍛え始める。スポーツジムに通う時間を仕事のスケジュールの中に強制的に追加している。社長業は、体力勝負だからである。