私が出勤時に使う相鉄線の駅前にローゼンというスーパーマーケットがある。その横には、駐車場への入口がある。毎朝、交通整理の警備員が1名から2名でその入口で交通整理をしている。入り口が駅へ行くための歩道に面しているため私のような通勤者が多く通るからだ。今日、珍しく警備員が80歳過ぎの老人と会話をしていた。話をしている内容は分からないが、老人は話をしたくてしょうがない様子であった。

警備員は、交通整理の仕事をしながら老人の会話相手をしているのだが仕事に集中できない素振りだ。老人は、警備員の状況を考慮せずに一方的に話し続けていた。警備員は、丁寧に老人のお相手をしている。言葉遣いも丁寧で失礼が無いような返答をしていた。警備員にとっては、話しかけてくれる人もお客様の一人であるという感じなのだろう。

80歳過ぎの老人は何故に警備員に話しかけていたのだろうか?

毎日誰も話をする人が居ない老人たち

社会的な問題として、目立たない高齢者の賃貸住宅探しがある。大家がお一人様老人を嫌がって賃貸住宅を貸さない。特に身寄りがない老人には冷たい。孤独死を恐れる大家。後始末が大変で負担が大家に降りかかる。孤独死した部屋は、特殊清掃と遺留品の処分で長い間空いた部屋を貸すことが出来なくなる。

お一人様老人の賃貸住宅を探すのは大変である。老後を賃貸住宅で過ごす高齢者は多くはないかもしれないが、困っている高齢者は存在する。長生きが尊ばれながら、長生きをしたらお一人様老人には冷たい。

お一人老人の賃貸住宅探しの救世主:R65不動産

団塊世代のシニア(65歳から69歳)の人口が1024万人。60歳から64歳までのシニアが808万人いる。60歳から69歳のシニアは、体力的にも精神的にも働こうと思えば十分働ける身体を持っている。現実は、自分で職探しをして今まで築いたスキルや知識を会社に売り込まなければならないことだ。雇用する会社に利益をもたらす能力があることを経営者に信じ込ませないと社会で働けない。

少子高齢化で働く人間が少なくなっている。60歳から69歳までのシニア(1830万人)で雇用されていない、働きたくても職を見つけられない人たちがどう活かされるかで日本のシニア社会は変わる。

シニアが求める仕事場は自分の存在を活かせる「職場」

10年先の事をいつも考えている。法人のお客様相手のB2Bビジネスは、お客さんのビジネス状況が好調ならば、問題なく続けられる。市場の変化でお客さんの会社が傾き始めると経費削減で契約を切られる可能性が出てくる。安定は、自分の仕事スキルではなくお客さんの会社の財務状況に影響される。

昨年からインターネットだけで自己完結するビジネスに時間と労力を投資している。自己完結型のインターネットビジネスとは、インターネットの不動産ビジネスだ。自分が作り出したオウンドメディアサイトに広告を掲載させて広告収益を得る場所貸しビジネスである。

自分のホームページで広告収入を得るビジネスはシニアでも出来る

私は65歳未満に該当するシニア。私が心配する老後は、身体能力の衰えだ。身体能力の衰えには、個人差が大きい。若い頃から肉体労働をして来た漁師、農業従事者、林業従事者、建築現場労働者などは体力面で会社員よりも優れている。カラダは使えば使うほどその環境に適応する。

NPO法人「老いの工学研究所」が「高齢期への備えに関する調査」を行った。その調査では、65歳未満も65歳以上も身体の衰えがトップになっている。

違うのは、65歳未満のシニアの心配事上位ランクが65歳以上の上位ランクから外れていることだ。

65歳以上のシニアは体の衰えに驚き、不安を覚え始める!

65歳以上のシニアの労働力に目が向き始めている企業が増えてきているが、まだまだ、少ない。その上、シニアのリソースを上手く使えていない。シニア=老人というイメージであるため、シニアのスキルを上手く使えていない。新しい技術や知識を覚えさせてやらせる仕事はシニアをダメにする。

64歳の私でも今更新しいコンピュータ言語を学んでプログラミングをする気にはならない。シニアの強みは今まで培ってきた経験とスキルであり、それをすぐに使える場所を企業は社内に用意することだ。

シニアの持ち味を活かせる仕事場を用意できるか、出来ないかが問題!

義母の介護を見ながら老人の最後はどうなるのだろうかと考える。来月からデイサービスに週1回通い始める。自宅での介護に限界を感じ始めた。デイサービスの中で提供される介護と基礎体力作りサービスに家族では出来ないことを求めた。

90歳の義父では、十分な介護ができない。私たち夫婦はいつもそばに居られない。デイサービスを使えば、義父にプライベートな時間が与えられる。そして、私たち夫婦が介護支援する日数も減らせる。そんな事を思いながらデイサービスという介護サービスを利用することにした。

自分の身の回りの事が出来なくなった老人の「終の棲家」は老人ホーム!

64歳の私。100歳まで生きるという目標でこれからの生活スタイルを考えたい。老化により、年齢で生活スタイルが変わって行くはずだ。変わって行く生活スタイルを今から予想して老いていく体と生活環境に備える。シニアが生きて行く上で何らかの人生目標が必要だ。

義父がもうすぐ93歳になる。義父の生活スタイルを見て、自分ならばどうしたいのか、どう準備するかを考えさせられる。

健康寿命は足の力から来る!

Startup Hub Tokyo(東京創業ステーション)は、東京都がこれから起業する人たちを支援する起業家同士の交流の場である。若者も高齢者も一緒になって新しいビジネスを作っていく上でのサポートをしてくれる。オープンイノベーションである。全てサービスは無料!

Startup Hub Tokyo R

ビジネスパートナー探し、協力者探し、起業のイロハセミナー

高齢者の定義が75歳以上というように再定義された。この変更に従って政府は将来の年金支給を75歳以上から始める姿勢を感じる。現在、65歳から年金が支給されているが、それでも生活で困っている高齢者が多い。それが、75歳以上になったら仕事を見つけられない老人や働けない老人は、生活保護になるか死を選ぶかだ。

後10年のうちに社会が70歳以上までの老人が働ける環境になるかどうか、疑わしい。

70歳以上まで働ける雇用先と健康を確保できるのか?

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