家内の実家で義母の介護を夫婦でしている。義父が90歳、義母が85歳。先月まで義母は普通の生活をしていた。転んで頭を切り、背骨に圧縮骨折をして病院に救急搬送された。今は、自宅で療養しているのだが、一人では何も出来ない状態だ。そのため、急遽、横浜にいる私たち夫婦が東京の両親のもとに来て介護をしている。
介護サービスで1日3回のヘルパーサービスを受けているが、介護保険補助金額を越えているサービスであるため超過料金の個人負担がびっくりするほど高額になっている。この金額を見て、「年取って介護される身になりたくない!」と心のなかで叫んだ!
ーーー>上記の内容は今から9年前のことである。
義父は他界し、義母は有料老人ホームに入居している。私達夫婦は介護から解放され、月に1回から2回ほどの老人ホームへの訪問だけで済んでいる。介護する側とされる側の現実を経験しているので自分たちの世代が介護される側になった時にどう対応すべきかを今から考えている。
介護される側になるリスクは3つある。
- 認知症になる
- 脚力を失い、自分の体を自由に動かせなくなる
- 病気になりベッド生活になる
1と3は運を天に任すしかない。2は自分の努力で対応ができる。