私を含めて60歳を過ぎると興奮することが少なくなる。面倒なことはやりたくなくなる。新しいトレンドや出来事にそれほど興味を示さなくなる。自分の世界で都合の良い生活をやり始める。

その上、

体と精神が確実に衰えていっているのが分かる。心の中は、何か物足りなさを感じている。若い頃以上に感動する機会がない。何かに取り憑かれるような強い感情が起きてこない。人間は、新しいことを学ぶことを忘れると時代の流れに着いて行けなくなり、周りから置いてきぼりになる。それで社会から孤立し孤独を味わい始める。生きがいを感じることが難しくなる最終段階だ。

子供のような好奇心が新しい刺激と楽しさを与えてくれる!

横浜のスタバのテラステーブルでコーヒーを飲んで周りを見渡していたら、一台の軽トラックで荷物を載せていた80歳代の老人を見つけた。若くても75歳代であると思うのだが、体の動きが機敏だ。力仕事であるためか、長年の仕事で体が力仕事に適応している。定年退職したホワイトカラーの元会社員が80歳代になった時に同じような力仕事は出来ない。

体に楽な仕事をし続けていると体がその仕事に適応してしまう。それが70歳を過ぎた頃に健康寿命と言う形で浮上する。自分の仕事で毎日力仕事、または、体を動かす仕事をしている高齢者は、何かの病気をしない限り体が丈夫だ。

「仕事付き高齢者住宅」という試み

 郊外の一軒家から都会のマンションに移り住むシニアが増えている。老人が住む上での利便性と都会の刺激を求めて引っ越してくる。新築マンションを購入する場合と中古マンションを購入する場合、または、賃貸マンションに入居する場合で気を付ける事が違ってくるのではないか。

今、こんな問題がマンション業界で生まれている。

マンション管理人不足と老齢化

シニアの目からしても不自然な新入社員の黒いリクルートスーツ。私は、会社に就職する時にリクルートスーツなどを着て面接に行かなかった。普通のスーツ姿だった。誰が、リクルートスーツなんてものを作り出したのだろうか。どうも、伊勢丹デパートが発端のようだ。1980年代にデパートが一斉に学生の就活活動用にダーク色のスーツを販売し始めたと言う。

最近は、ダーク色や濃紺のスーツではなくカラス色の黒が主流になっている。冠婚葬祭にも使える黒のスーツという触れ込みなのだが、黒の色が礼装の黒よりも薄いので使えない。無駄と分かっていても皆が着始めると右へならえになる日本人だ。

シニアの目には、異常な服装に見える。就活が終わっても、黒いリクルートスーツ・レディーススーツを着て会社に通勤している。新入社員を見つけるのは簡単だが、学生服の延長線にいる彼らが大丈夫かと感じる。

黒のリクルートスーツは暑い夏になる前に消える

昨日、夫婦で築地本願寺の合同墓申し込み手続きをしてきた。週二回行われる説明会はいつも満席のようだ。合同墓の説明会を聞いて直ぐに申し込みは出来ない感じだ。そろえる書類に印鑑登録証明書があるからだ。私たち夫婦は、急がずに1か月間ぐらい寝かしておいてから都合がついた昨日に築地本願寺に出向いて合同墓申請をした。

その手続きの間に2,3組のシニアが私たちと同じように合同墓の申請手続きにやってきていた。事情は色々あるようだ。担当者からの話であると田舎にあるお墓の引っ越しで築地本願寺の合同墓を利用する人が増えているという。代々引き継がれてきたお墓の面倒を見切れなくなった東京に住む長男が東京にお墓を引っ越しするのだ。

田舎のお墓の管理とお墓参りで家を継ぐ長男家族が苦痛を感じている状況が見える。

お墓の意味を考える

我が家には、古い電化製品が頑張っている。冷蔵庫は、15年選手だ。レンジは、8年選手。電気炊飯器は、5年選手。今、個人的に買い替えたい製品がある。

  1. 革財布(すでに購入済み)
  2. 眼鏡フレーム(5月末を予定)
  3. 革靴(3月に2万3000円で購入済み)
  4. 腕時計(未定:今使っている腕時計は35年前に購入したが生きている)

どの製品も1万円から2万円以内の物だ。どのアイテムも必ずしも買い替える必要はない。古いもので使い続けることもできる。

ただ、

懐が痛まない程度の製品ならば、時代に合った製品に取り換える必要が出て来ても良いのではないかと考える。質素倹約は美徳であるが、生活の利便性を欠く質素倹約は老後の生活で本当に良い物であるか疑問だ。

時代にあった製品で生活の利便性を高める

老人になると体の変化で自然に任せるしかない老化現象が出る。朝起きて洗面所で自分の顔を見る。頭の毛が薄くなっている。毛の色がグレーから白髪になっている。目と耳の間辺りに目立つシミが出てくる。頬辺りにシワが現れて皮膚に張りがない。顔は老人の顔に向かっている。

私はいくつかの老化現象を自然に任せることにした。

老化現象は隠せない!

今年の2月に介護度審査があり、介護5から3に回復した義母である。今お世話に成っている老健施設は、お願いしてあと3か月間滞在を延期して頂いた。

但し、

4人部屋から個室に代わる事になった。無理を言っての滞在延期であるので受け入れるしかなかったのが現状だ。本来ならば、次の老健施設に引っ越ししなければならないのだが、義母が気に入っていて引っ越しするには季節が良くない。次の老健を探すという理由で延期滞在を依頼した。

老健施設の月額料金が4人部屋と個室でこれほど違うのに驚いた。

4人部屋月額11万円から個室31万円に!

今、義両親の自宅不動産の売買が受託者の家内が代行できるようにする家族信託契約の手続きを行っている。契約書は既に出来上がっているのだが、依頼者(高齢の義両親)の印鑑登録が出来ていないため代理人となって義母の印鑑登録を申請しようとしている。義母、老健施設でリハビリ中であるため区役所で印鑑登録申請が自分で出来ない。

家族信託契約に関係者全員が署名、捺印後に初めて自宅不動産の権利移転手続きが出来るのだが、面倒な事が残っていた。義父と義母の戸籍謄本だ。自宅不動産が義両親の共有名義になっているため、義父と義母の生まれてから現在までの戸籍謄本の全てを入手しなければならない。現在の本籍から転籍してきた場所を探して除籍謄本改製原戸籍を入手する作業だ。

年齢が高齢なため改製原戸籍の取得が必要になる。関東圏内であれば、電車と徒歩で該当する区役所や市町村に出かける事が出来るが地方になると郵送による手続きをしなければ成らない。多くの人は、自分でやらないで行政書士や司法書士にお願いしてしまう。5万円から10万円ぐらいお金が発生する。

自分が他界する時に相続人の子供が困らないようにする

日常的にパソコンを使っている。この生活を10年以上続けているのだが、60歳を越した頃から左肘関節あたりの筋が痛くなる。例えば、傘を左手で持ってさしている。5分間ぐらい持ち続けて傘を右手に持ち替えた後に曲げていた肘を伸ばす。この時に筋の痛みを感じる。以前は、こんな事はなかった。

筋肉の忍耐力が落ちてきたのだろうか。スポーツの世界では、ゴルフ肘、テニス肘などと呼ばれる筋肉の痛みがある。特定の筋肉の使いすぎだと言われる。腱鞘炎かと思って調べてみたが、肘の筋だけが曲げたりするときに痛むので腱鞘炎ではないと思う。

細い筋が耐久性を失ってきているのでは?

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