熊本地震で問われる:シニアに生きる力を与える動機付け

熊本地震で家族や家屋を失い、避難所で生活しているシニアは将来に絶望を感じているかもしれない。自分の寿命が短い事を知っているからだ。地震によるリスクと苦難を乗り越えていけるかどうか自信を失い始める。被害に遭っているシニアに生きる力と動機付けを与える精神的、経済的支援が今求められる。

被害に遭っていない私たちは何をすれば良いのだろうか?

NHKスペシャル「老後破産」、リスク対策を考える

NHKスペシャル「老後破産」は、団塊世代のシニアで裕福な資産を築けなかったシニア層を問題として取り上げている。この問題は、個人差がある。一概に大部分のシニアが老後破産になるというわけではない。収入がなくて十分な年金を頂いていない老人は、リスクが高いということだ。 

老後破産の原因は色々とあるが、根本的に年金プラスの収入が老後にあればほとんどの問題は解決する。雇用されて生活しようとせず、自分に頼って仕事を作り出すことを考える。社会は老人に仕事を提供しない。老人は知恵を絞って自分でお金を稼ぐことに挑戦するしかない。

老後の生活の基本は(1)無駄をなくした消費生活、(2)年金プラスの収入を得る、(3)健康維持である。この3つの基本の中で(2)年金プラスの収入を得るが一番重要である。

私が厚生年金と国民年金をもらい始めた年齢、65歳!繰り下げはしなかった

長生きをしないと年金の恩恵は十分受けられない。年金を受け取る年齢を政府はできるだけ後にする告知宣伝やメディアプロモーションを行っている。私が国民年金と厚生年金を受け取り始めたのは65歳の時である。70歳からも受け取れる選択肢があったが、敢て世間一般的に知られている65歳から受け取る手続きをした。

確かに年金を受け取る年齢を後にすれば年金金額は増える。でも、70歳まで生きていられるかどうかの保証はない。確実なのは今しかない。遠い5年先を期待するよりも今手にできる年金のほうが実生活で役に立つ。それが確かであるので私は65歳で国民年金と厚生年金を受け取る手続きをした。

65歳で年金を受け取るべきか、70歳まで繰り下げるすべきかの議論が巷にある。70歳まで繰下げた場合は、81歳を超えると受給総額が65歳から受給した場合を上回る。前提条件として、生きていればとなる。65歳になる前のシニアは自分の寿命をどう考えるかで判断が決まる。

電車やカフェにいる美人に見取れてしまうシニア

横浜駅ジョイナス地下街にあるスターバックスで仕事をする事がある。朝の9時頃にスターバックスに来て今日のドリップコーヒーを頼む。この時間にいる女性店員が美しい。細身でいつも口紅が目立つ。目が大きいのも魅力だ。何回かその美人店員にドリップコーヒーを頼むと最近になって私の好みを覚えてくれた。

スターバックスの美人さんイメージ

なぜ、老人による事件が目立つのか?

朝、テレビを見ていると老人による事件をよく見かける。今朝は、認知症の71歳妻と67歳夫による無理心中だ。これは他人事ではない。シニアの夫婦であれば誰にでも起きても不思議ではない。認知症の介護はそれほど介護する人を苦しませるということだ。

忍耐力も肉体も老化で衰えていく老人!