シニアのリュックに最低入れておくべき必需品(万が一の事態に備える)は何?

高齢者がリュックを背負って街中を歩いている。彼らのリュックに何が入っているのかは分からないが、私のリュックには、万が一の事態に備えるものがいつも入っている。高齢者は、万が一の事態を考えて外出をしていない。テレビのニュースを見ると異常な豪雨での災害、新型コロナウイルス感染など今までに経験したことがない問題が目に入ってくる。

地球という母船の中で大きな変化が起きている。外出している時に困ることがないように「備えよ常に!」で過ごす必要がある。

高齢者にとっていつも身の回りにあると助かる物を書いてみた。

何故、老人になると人混みがひどく嫌になるのか?

人混みが好きな人、嫌いな人、個人差がある。若い頃は人混みが苦にならなかった。新宿や池袋駅界隈は、人混みのメッカだ。66歳になるが、最も行きたくない駅だ。渋谷のハチ公前の交差点を渡る群衆のような状態が新宿や池袋駅あたりにある。

前方からやって来る人を避けながら行きたい場所に歩くのは疲れる。シニアは若者と違って機敏に体を動かせない。混雑した駅の階段を降りたり、上がったりするときも足元や前方を注意しながら行く。人混みがなければ、足元だけを注意知れば良い。

人混みは老人に余分な気を使わせる。それが嫌だというシニアがここにいる。

「前向き」という言葉には魔法がある

「前向き」という言葉を口に出して物事を考えると何故か希望が芽生えてくる。誰にでも落ち込むことがある。会社をリストラされたとか、失恋したとか、経営が赤字になったとか、お客様が逃げられたとか、腰痛で動けなくなったとか、色々なことが降りかかってくる。

そんな時に、「前向き」という言葉を口に出して見る。

「前向き」という言葉を口に出して明日に希望をつなげる!

老後の安心はお金を稼げることで生まれる

65歳を過ぎると働きたくても働く場所が見つからなくなる。働けないとお金が入ってこない。年金だけの収入で生活を賄うには心細い。70歳以降の老後が不安になる。65歳から70歳までは体力がまだある。何か自分でビジネスを始められる。そんなオプションが検討できる年齢だ。

年を取ってもお金を稼ぎ続けられれば老後は安心!

昼間の地下街を歩いている人の50%以上が高齢者だ!

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午前11時頃から午後15時頃、横浜駅近くの地下街を歩く。仕事で働いている若者たちの数よりも暇している高齢者を多く見かける。老夫婦から孤独な老紳士淑女まで。高齢者以外は、子供が学校に行っていて暇な時間を共有する主婦たちが多い。

高齢化社会は高齢者が活躍する社会にしなければ健全な社会を作れない!

80歳を越えたら何をして老後を楽しむのか?死ぬ前にやっておきたい事とは

80歳の越えても普通の生活が出来ている老人が多い。私の観察では、元気な人は体を鍛えている。定期的な筋肉運動やちょっとしたスポーツをしている。体の新陳代謝を活発にする生活習慣を持っている人たちである。元気で健康的な体を持っていると次に困るのは、「暇な時間」を何に使えば良いかである

私達の体は神様から借りた体であると思っている。借りた体は返さねばならない。それが死というイベントになる。いつ借りた体を返すのかは神様のみが知っている。その時まで借りた体を使ってこの世を楽しめる。そんな感覚が年齢を重ねる度に強くなる。

来年69歳になるが、心はもう70歳の声にさらされている。70歳代は長生きが出来るかどうかの節目になる。老化で免疫力と筋力の低下がひどくなり健康を維持できないシニアが増えてくる。80歳以上生きたいシニアは今から健康と体力強化を考えてアクションを起こす必要がある。

「老化は足から来る」と言う。足の筋肉が痩せているシニアが多い。肥満の人は筋肉の代わりに脂肪が足に増えている。脚力が衰えると人間も動物も死に向かう。自分で移動できなくなったら生活をする上で不自由になり、介護対象者になる。

介護されるシニアは幸せか?いいえ、幸せではない!過去の自分の体に戻りたいと訴えるが、そう簡単には戻れない。リハビリのための筋トレをMBLの大谷翔平のようにストイックにやらねば戻れない。老後の生活を80歳を過ぎても楽しむためには神様から借りた体を維持することが大前提になる。

老人がウキウキと興奮する時

NPO団体のグループ定例会があった。特別な企業紹介のプレゼンテーションが午後13時30分から始まった。(株)エスマ・マジェスタという生演奏を身近に提供する女性だけの会社である。若い魅力的な女性二人がバイオリンとフルートで平均年齢70歳の老人企業OBの前でデモ演奏をしてくれた。

98%男性のNPO団体であるため若い魅力的な女性二人が定例会に現れると花が咲いたようになる。皆、なぜ、若い女性二人がここにいるのか不思議そうに見ていた。70歳を越えるシニア男性たちは日常若い女性との接点がない。NPO団体の定例会に登場するのが不自然であるかのように目を丸くして彼女たちを見ていた。

感動、感激、喜びを味わいたい高齢者

感動を"Touching"と英語で言う。感激を"Deep emotion"と言う。喜びは、"Joy"だ。 61歳になってから感動、感激、喜びを味わう回数が増えていると自信を持って言えない。むしろ、減っているのではないかと感じている。人間が人間であることの証明は、感情があることだ。

リオのオリンピックを見て感動する人たちは幸せだ。私もそのおこぼれをもらった。

残りの人生を感動、感激、喜びで満たしたい!

シニアの本音は社会から求められる自分の存在だ

年老いてくるとお金よりも社会での自分の存在に神経が行く。老いてくる自分の存在が現実の社会から薄くなって消えていく感じがするからだ。社会は自分を必要としていないと思い始める。この気持ちは、定年退職後に自分の行き場を失った元会社員の心理と同じだ。自分の居場所がない!

社会のお荷物になりたくない!そんな叫びがあなたに聞こえて来ないだろうか。

シニアの容貌はその人の人生を表す

家内に良く言われる事がある。老人は容貌で判断されるから変な格好で外出しないで!!ヨロヨロの麻のシャツ(アイロンしなくても良いのだが)を着て外出しようとしたら、アイロンしたシャツを着て行って下さい!と言われてしまった。仕方なく、アイロンされていたシャツを出して着た。麻のシャツはヨロヨロになるのは自然なのだが・・・それが麻のシャツの魅力だと私は思っている。だが、家内はそう思っていない。というか、傍目から見える私の容貌に気を使っているのだ!

老人は汚くなり、醜くなる!シワやシミが顔は手のひらに目立ち始める!