懐に入ってくるお金が不安定だったり、少なくなったり、固定されたりすると将来の老後生活に不安を覚え始める。自分たちの老後をどのような生活にするかは、65歳以降に迎える本格的な老後までに何を準備するかだろう。金銭的な安心を誰もが求める。多くの人は金融資産を取り崩す老後の生活になる。年金の額も下がってくるのも分かっている。
体を動かさないでお金を稼ぐ仕組みが出来ていれば、老人になってもお金が入ってくる。金銭的な安心はお金が毎月入ってくる仕組みにある。
だが、全てには前提条件がある。健康で普通の生活ができる体を維持できていること。老後の生活はお金ではなく、健康で決まる。普通の生活ができる体を持っているシニアほど他の体の不自由なシニアから羨ましいと思われる。
普通の生活をより快適に楽しくするには無駄のない実生活で困らない生活環境を作り上げることである。物で溢れている自宅は使わないものでゴミ屋敷のようになる。もったいないから捨てない。まだ使えるから持った置く。そんな物だらけの家になってしまう。
お金を稼ぐことができても「あれば便利なもの」と思い、ついつい買ってしまう。お金は出ていくばかり。そんな物がたくさんあると結局は使わないで埃を被る。老後の生活は「なければ困るもの」だけ買うことに徹するのがコツである。