老後生活に不安:シニア女性は夫に何を期待するのか?

老後の生活に不安がない高齢者がいるだろうか。極少数の高齢者かもしれない。老人は色々な悩みを抱き始める。必ずしも経済的な悩みだけではない。裕福なシニアでも悩みは多い。悩みがないシニアなんていないだろう。贅沢な悩みと思う悩みもある。深刻な悩みもある。不安は老人にとって余生を活発に生きるための刺激かもしれない。

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スタバのカフェを仕事場として使っていると他人の会話が自然と耳に入ってくる。時々、シニア女性たちのおしゃべりが弾丸のように聞こえる。話題は、老後の生活不安である。今、60歳から70歳代のシニア女性のほとんどが専業主婦である。年金は国民年金だけ。自分に入るお金は夫が他界したときの相続財産と自分の国民年金だけである。

これだけで老後の生活が成り立つシニア女性であれば心配はないが、ほとんどのシニア女性は経済的に貧乏な状態になる。

なぜ、老人は汚くなり、臭くなるのか?夏のTシャツやポロシャツは汗臭い

60歳を迎えると自分が年寄りになったと意識し始める。ちょうど、定年退職という人生のイベントも起きる。日本の社会は、60歳を迎えたあなたを魅力的な労働者として見なくなる。自己意識、社会からの視点、そして、肉体の3つがあなたは老人に成って行くと伝えている。

加齢臭は、40歳代後半から出始める。自分でその匂いを感じる事が出来ないだけに気が付かない。電車の中で空いた席に座ると横に座っていた若い女性が立ち上がって離れて行く。または、別の空いている席に移動する。なぜ、そんな行動をするのか分からなかった。失礼だなあと思いながら理由が分からないまま50歳後半になった。

家内から加齢臭が強いよと言われた。そこで初めて電車の中で席を離れて行く若い女性の理由が分かった。私の体が出す「加齢臭」が原因だと。

夏になるとTシャツやポロシャツを着るのだが、加齢臭に加えて汗の匂いが強く着ているTシャツやポロシャツに移る。電車の中で隣りに座っている若い女性が席を立つ現象が起きやすい。私の汗臭さと加齢臭の合体臭が原因かも。老人になるに従って体が朽ちてくる。臭いが出やすい人は対策をする必要がある。今年の夏はこんな対策をした!効果があった。

筋肉を鍛える:61歳から8年後の筋トレ結果

体作りに努めている。今年になって週2回スポーツセンターに通っている。独自のトレーニングパターンで上半身と下半身の筋肉を鍛えている。61歳の体が70歳になった時に筋肉が増えている事を目標にしている。身長180センチ、体重76キロだが、体重を74キロに維持しながら筋肉量を増やすことが出来れば幸せだ。

上記の記述は8年前に書いた内容である。現在、69歳になり来年には70歳になる。週2回の筋トレは続けている。身長は177センチ、体重は72キロ。体脂肪率は21.4%。BMIは22.7から23の範囲。身体的には理想的な体型になっている。

女性用ショーツを履きたい男性、クロッチラインが出ないショーツ

今の社会はジェンダーレスに向かっている。男性が女性のファッションを楽しんだり、女性が男性の服装をしたりしている。そのような隠れた欲求は下着にもある。普通の男性が女性用ショーツを履きたいという欲求である。

でも、女性用の下着売り場でショーツを買うことが出来ない。世間体は女性用の下着売り場でウロウロする男性を変態男と思う。本能的に男性は女性が身につける見えない下着に興味を持っている。これは本能がそうさせるので仕方がない。

年齢に関係なく男性は女性の下着に関心がある。見る、触れる、履いてみることで本能的な欲求を満たす違うものへの興味である。女性はそんな男性を色眼鏡で見る傾向が強い。一方で女性も男性の下着に興味を持って男性用パンツを履いている人もいる。同じように違うものへの興味である。

男性でも履ける女性用ショーツ

米国のアマゾンではクロッチラインがないコットン95%のショーツが販売されている。円安で製品単価が高くなっているが、日本では手に入らないシームレスショーツでサイズも豊富。

シームレスでクロッチラインがないショーツ、男性でも履けるサイズ豊富

服装のジェンダーレス化は普通の男性が女性用ショーツを求める行動に現れる。

「幸せな時間は妻と一緒にいる時」と言えるシニア男性はいるか?

家内はノンフィクションが好きだ。映画もそうだ。映画「ダンケルク」を私が見に行くと行ったら、私も行くと言う。家内と一緒に映画鑑賞をするのは、半年ぶりだった。私はいつもサイエンス・フィクションの映画を見る。彼女の好みではないためいつも一人だ。

映画「ダンケルク」は、ダンケルクの戦い(ダンケルクのたたかい、仏: Bataille de Dunkerque, 英: Battle of Dunkirk)は、第二次世界大戦の西部戦線における戦闘の一つで、ドイツ軍のフランス侵攻の1940年5月24日から6月4日の間に起こった戦闘である。追い詰められた英仏軍は、この戦闘でドイツ軍の攻勢を防ぎながら、輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などすべてを動員して、イギリス本国(グレートブリテン島)に向けて40万人の将兵を脱出させる作戦(ダイナモ作戦)を実行した。(引用先:ウィキペディア

夫婦二人のシニア料金で平日午前中に横浜のムービル映画館に行った。観客は、シニア男性がほとんどであった。今年、妻も65歳になり年金受給が始まった。妻は私からの生活費と自分の年金でお金持ちになっている。私は69歳になりもうすぐ70歳の声を聞く。私にとってお金の価値よりも妻と一緒に楽しい時間を過ごすほうが大切である。

80歳、90歳に近づけばお金の価値はどんどん下がって行く。お金で何かを買う喜びが消えていくからだ。唯一無二にお金を有効に使えるのは年始にやってくる孫たちにお年玉をあげるときだけかもしれない。または、子どもたち家族と一緒に外食を楽しむときかもしれない。

一方で妻と一緒に楽しい時間を過ごすことに価値が増してくる。伴侶がこの世界にいるうちに一緒にいる時間を楽しむのにお金を使える。自分が稼いで貯めたお金を自分のために使うのは自然である。あえて、子どもたちに残す必要はなく、結果的にそうなるだけ。