なぜ、70歳を過ぎたら体温調節機能をチェックすべきか?

統計資料が見つからないので客観的に答えを見つける事が出来ないが、私の周りにいる高齢者(70歳代)の服装を見ていると体温調節が上手く出来ていないのではという印象を受ける。

私はポロシャツで肌着なしで汗をかきながら歩いてある団体の定例会に参加した。定例会メンバーの平均年齢は70歳を越えていた。10人のメンバーのうち私のようにシャツ1枚の人は誰もいなかった。皆さん、夏用のジャケットとワイシャツを着ていた。

暑い日にジャケットとワイシャツ、それに下着では熱中症になっても可笑しくない。体温の感覚が確かに狂っているという印象である。

夏に向けてシニアが必要になる物3つ

最近、異常気象があまりにも頻繁にあるため、異常気象が異常という印象が薄れてくる。真夏の空は雲一つない青空。紫外線も強い。頭の毛が薄くなり紫外線がもろに頭皮に当たる。頭が熱くなり手で日光を塞ぐ。こんな時に必要な物は、(1)日傘か、(2)UV防止の帽子だ。男性にとって日傘は荷物になり、手を塞ぐので好まれない。やはり、UV防止の帽子である

老人たちがなぜ帽子をかぶっているのか、その理由が分かるようになってきた。頭の毛が薄くなってきているからだ。格好を気にしなければ、メキシコ人がかぶっているソンブレロという帽子をかぶるのだが。

sonburero

強い日差しを防ぐのにちょうど良い。実家の田舎は畑仕事をしている人が多いためか、麦わら帽子を被っている人が多い。横浜で麦わら帽子を被って電車に乗ったら目立ち過ぎる。やはり、無印良品の帽子になるかもしれない。

シニアにとって夏は熱中症予防が必須になる。いつも言われるのは喉が渇く前に水分補給をするということである。外出時にはいつもマイボトルの水筒を持参する。マイボトルを持参するとカフェで割り引きになるということを知っているだろうか。スターバックスやタリーズカフェでコーヒーを注文する時にマイボトルを出すと自動的に数十円ぐらい割り引いてくれる。

コンビニで飲料水を買うと酷く割高になる。飲料水が一番安い所はスーパーマーケットである。30円から50円ぐらい値段が違う。水分補給も節約で。

シニア男性にとって必須な物3つ+アイスクリーム

定年退職後は野良犬になり、飼い主がいるペット犬にはなれない現実がある

会社の仕事に溺れている仕事中毒の人は会社を定年退職すると一般的に生き甲斐を失い、毎日が日曜日の生活で苦しめられる。ある意味、定年退職は燃え尽き症候群の始まりである。次に熱く燃える生き甲斐を自分で見つけない限り、何に時間を使ったら良いかが分からない状態になる。会社組織で働くのは楽。やるべき仕事が上から降ってくる場合がほとんどだからだ。

高校、大学を卒業した時点で大きな人生の節目に出会う。自分でお金を稼ぐ必要が出てくる。安易な方法は大企業に雇用されること。大企業がだめならば中小企業で働くという選択になる。中には家業を継ぐ人もいるし、起業をする人もいるが数は少ない。多くは幻の終身雇用制で成り立っているサラリーマン生活を求める。

サラリーマン生活は会社が倒産しない限り毎月安定した給与が社員に支払われる。それが定年退職の年齢まで続くので楽な稼業になる。そんな環境で長年仕事をしていると会社に頼らないで自分の力だけでお金を稼ぐという発想が生まれなくなる。所属する会社の中で自分の生きがいを見つけるしかない生活。部長になること、役員になること、社長になることが生き甲斐かもしれない。

本当に社長になりたければ起業すれば良い。誰でも起業すれば簡単に社長になれる。会社員はなぜかその選択を取らない!飼い主に飼われているペット犬であるから、野良犬のように自分で餌を探して生きて行く生き方を知らない。

定年退職後は多くの会社員が野良犬状態になる。老いた元ペット犬は飼い主にとって魅力もなく可愛くもない。野良犬は新しい人生を見つける旅に出なければならない。

不安を呼ぶ老後の生活

新しい生活のリズムを築き上げるのに試行錯誤の時間が必要である。老後にやりたい事があるシニアは、新しい生活のリズムを作りやすい。何をやったらいいのか、どんな老後の生活を求めているのか、自分でもはっきりわからない高齢者はどうしても試行錯誤の時間が発生する。老後の時間の使い方は老いて行く過程で変化する。体の老化現象で今まで出来ていたことが出来なくなり、やれることに制限が生まれるからである。

老後の生活リズムが出来上がっている老人ならばそのリズムが崩れないように対策を取る必要がある。老後の不安はお金だけではない。一番不安な事は健康である。70歳を過ぎる頃から免疫力が急激に落ちて深刻な病気に襲われるリスクが高まる。さらに体の筋肉量が失われて体を活発に動かすのが面倒に感じ始める。

老人の体は筋肉の損失と免疫力の低下で普通の生活を送る上での支障が高まる。お金を貯めればそれで老後の不安が軽減されると信じているシニアは目出度い。実際はお金よりも体を自由に動かせる健康にある。「体が資本である」という心理が老人になればなるほど身に沁みてくる。

老後の生活は出来るだけ長く自宅での生活を普通に暮らせるようにすることである。老人ホームに入居するシニアは自宅で普通の生活ができなくなった方々である。その時に老人ホームに入居できるお金があるか、どうかでお金の不安が生まれる。普通に暮らせる体を維持できる限りお金の不安はあまり起きない。

普通の生活を送ることがシニアの命題になる。

仕事で腰痛に悩む人は座っている姿勢を改善することだ

私は、1日中というか大部分の時間をイスに座って仕事をしている。このおかげで腰痛と肩こりが酷い。月に1回は指圧や整体サロンにお世話になる。パソコンを目の前にしてキーボードを叩く姿勢はどうしても前かがみになるようだ。この姿勢が腰痛と肩こりの原因らしい。

私はカフェでこんな工夫をして腰痛と肩こりを予防している。出来るだけ猫背にならないように意識して背筋を伸ばす。

姿勢を良くする道具

正しい姿勢で仕事をさせる道具があるらしい!