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＊2025年5月15日木曜日（追記）
歳が１歳増える度に社会から自分の姿が消えて行く。この現象はすべての人間に共通する。老いると活動量が減少する。肉体的にも心理的にも自分が住む世界を自分で狭めていく。周りから知人、友人、親類が一人づつ他界していく。いつかは自分の番が来る。
70歳は60歳の時と違って確実にロウソクが短くなっている。残りの人生をどう過ごすか。やり残しがない人生を送りたい。問題は何をやり残したか定かでないことである。
横浜駅周辺を歩いている老人は多い。目に見えている老人はこの世界から消えていない。視界に入らない老人は自宅から出られないのか、老人ホーム生活か、病院に入院しているかである。
仕事をまだしているシニアは自分の存在価値を何処かで見出している。仕事をしていれば社会との接点を持ち続ける。それが良いのか、悪いのかは別にして。少なくとも自分が住む世界は縮んでいない。
70歳を過ぎたら残った人生の時間を大切に無駄なく使いたいものである。5月18日から四国松山市に夫婦で旅行に行く。天候はあまり良くないが、妻は家事から開放される。それだけでも行く価値がある。鯛めしを楽しみにしている。