人生は不可不思議な世界だ。色々な世界が社会の中にある。色々な世界を自分が選択できる。年齢や性別に関係なく、選択ができる。自分が今住んでいる世界は、子供の頃から渡り歩いて到達した世界になる。今の世界から行きたい世界があるならば、その世界を自分で描いてみる。自分が求めている老後の世界を頭の中に映像として浮かべてみる。
これが一番重要である。映像として描ける老後の世界は努力すれば近づいていける。一つの人生目標として映像にした生活環境に変えられる。それが可能な世界が人生である。抽象的な感じがするが、頭の中で描いた、想像した映像がハッキリしていればしているほどそれを現実の世界に変えやすい。
65歳を過ぎたシニアが求める世界はどんな世界だろうか。一般的に定年退職したシニアが不安を覚えるのはこんな事。
- 年金収入と貯蓄だけでこれからの生活を維持できるのか?
- 今の健康を何歳まで維持できるか?
- 孤独と孤立
- どんな生活が老後に待っているのか?
仕事を辞めて自由な時間を得たのだが、これからどのような生活をすれば楽しめるのだろうかと誰もが考える。自由な時間を使って残りの人生を楽しむことが一つだけある。今まで実現できなかった自分の夢を実現させることである。子供の頃、学生の頃、社会人の頃に色々な夢を見たのではないか。その夢を現実の世界で実現できずに今に至ったシニアが殆どかもしれない。
自分の夢が実現できたとき、どんな気分になるだろうか。それを求める余生にしてはどうか。