老後の生活は肉体の老化で始まり出来ない事が急増!

老人は若者が普通に出来ることが出来なくなる。60歳と80歳以上の老人では身体的に出来る事と出来ない事が顕著に出る。60歳の老人(シニア)は、ほぼ若者と同様な生活が出来る。身の回りのことは自分の体力で対応ができる。80歳以上の老人になると下記の様な作業が出来なくなる、または、辛くなる。

出来なくなる日常の作業は、

  1. 庭掃除(草取りなど)
  2. お風呂掃除
  3. 重い家具の移動
  4. 布団の出し入れ
  5. ゴミ出し
  6. 大量の食料買い出し
  7. 洗濯

まだ、あるかもしれないが全て体力と筋力の衰えから来ている。リストした項目は若者にとって見れは大した作業ではない。60歳代のシニアでも出来ることである。

長生きをすると「今まで出来ていたことが出来なくなる」という体験を味わう。老化を感じ始める人の多くが、この体験をする。

愛宕神社にある出世の石段で足を鍛える人たち、東京散策

東京散策。連休は夫婦で東京散策がいつものパターンである。今回の東京散策は日比谷線神谷町駅を出発地点として歩き回った。下記の写真は愛宕神社の入り口にある出世の石段

愛宕神社

出世の石段は登っていない。別ルートから愛宕神社に到着したため、あとでこんな石段があるのかと気がついて写真を取った。5月2日の午後で平日である。この石段を上がり下りしている80歳ぐらいの老人男性を見つけた。彼の健康法なのだろう。あの歳でこんな険しい階段を上がり下りするなんて、驚きだ。

スターバックスを居場所・仕事場として利用:良い点と悪い点

IT関連の起業家はスターバックスを仕事場として使う場合が多い。インターネットと電源へのアクセスが出来るのでパソコンとコーヒー代さえあれば、長時間仕事場として活用できるからだ。本来ならば、コワーキングプレイスで仕事を始めるべきなのだが、ビジネスを起こす上で経費の節約が優先される。月額1万円の場所代をコワーキングプレイスに支払うよりもスターバックスでコーヒー代を支払ったほうが安い。

最近ではリモートワークを奨励する企業が増えて会社員が在宅ワークではなく、カフェで仕事をすることが多くなっている。気分転換で在宅ワークとカフェワークを繰り返す人もいる。カフェを仕事場として使う上で良い点と悪い点がある。

スターバックスを仕事場として10年以上使ってきた66歳のシニア起業家はこう感じている。

体を動かす仕事を持っている老人は健康だ・・・仕事は重要な要素

横浜のスタバのテラステーブルでコーヒーを飲んで周りを見渡していたら、一台の軽トラックで荷物を載せていた80歳代の老人を見つけた。若くても75歳代であると思うのだが、体の動きが機敏だ。力仕事であるためか、長年の仕事で体が力仕事に適応している。定年退職したホワイトカラーの元会社員が80歳代になった時に同じような力仕事は出来ない。

体に楽な仕事をし続けていると体がその仕事に適応してしまう。それが70歳を過ぎた頃に健康寿命と言う形で浮上する。自分の仕事で毎日力仕事、または、体を動かす仕事をしている高齢者は、何かの病気をしない限り体が丈夫だ。

「仕事付き高齢者住宅」という試み

シニアにとってコンビニは働く場所であるか?

最近、コンビニで買物をすると外国人の店員を見かけなくなった。その代わりにシニアのスタッフを見かける。コンビニオーナーと間違えてしまうほど年齢が違い。店内を見渡せば、若者よりもシニアのお客が増えてた感じがする。コンビニは社会のインフラに近づいている。野菜や果物から下着までコンビニで調達できてしまう。

その恩恵を非常に多く受けている年齢層がシニア層である。夫婦二人の生活、ひとり暮らしのシニアが増えている。孤食のニーズをコンビニは満たす食品をいつでも提供している。コンビニは絶えず人の出入りがある。人恋しさで孤独なシニアが居場所を求めてやってくる。

少子高齢化でシニアの人口が増えているため、シニア層向けの商品開発が活発になりお客対応でシニアを活用しようとしている。シニアは幅広い世代とのコミュニケーションが取れる人生経験がある。仕事に慣れれば、若者以上に職場に定着する。

今までのコンビニは若者と外国人スタッフで運営されてきたが、これからはシニアスタッフが活躍できるコンビニになってくる。

70歳を過ぎたら日光浴と公園散歩を生活の中に取り入れる

私達夫婦は天気の良い日に必ず公園散歩をする。午前11時頃から午後2時頃まで公園で時間を過ごす。ランチは公園でするため近くで買ったお弁当とドリンク、お菓子をリュックに入れて持っていく。公園散策は色々な意味でプラスになっている。

夫婦で一緒に過ごす時間を公園歩きに使い、足腰を鍛え、気分転換を図る。歩きながら自然との触れ合いを楽しみ太陽の光を浴びながら日光浴をする。日光浴の効能を知っているからである。ビタミンDは日光で体内生成される。ビタミンDは病気の予防、幸せホルモンの分泌を促し、健康に貢献する。自宅に居てはその機会がない。

日光浴と公園散歩は体の体温を上げる。体温が1度上がると通常の免疫力が最大5~6倍に強化される。シニアの体は年を取るたびに免疫力が低下する。低下する免疫力を意識的に強化する生活習慣が必要になる。私達夫婦はその事を意識しながら天気の良い日に駆らなず日光浴と公園散歩をする。

シニアが都会のマンションに引っ越しする時は注意・・・

 郊外の一軒家から都会のマンションに移り住むシニアが増えている。老人が住む上での利便性と都会の刺激を求めて引っ越してくる。新築マンションを購入する場合と中古マンションを購入する場合、または、賃貸マンションに入居する場合で気を付ける事が違ってくるのではないか。

今、こんな問題がマンション業界で生まれている。

マンション管理人不足と老齢化

70歳を過ぎても自動車を運転すべきか?

今年、68歳で自動車免許の更新を終えた。次回は72歳の時になる。多分、72歳の更新時に緑内障の悪化で視力検査をパスできないかもしれない。仮にパスしても免許は75歳まで。75歳でまた更新する必要がある。高齢者専用の試験にパスしなければ免許の更新はできない。

夫婦で自動車を運転しているのだが、家内は私に自動車運転をしてもらいたいと言っている。72歳、75歳時の免許更新の試験は受けるだけ受けて駄目ならば仕方ないという理解でいる。ただ、私の心は72歳の更新はできないのではと感じている。視野欠損は自動車の運転で事故を起こすリスクが高い。信号の見落としで事故を起こすかもしれない。そんな不安がある。

こんな調査があった。「ズバット」を中心とした比較サイトを展開する株式会社ウェブクルー(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:藤島義琢)は、2022年4月に「ズバット 車買取比較」「ズバット 引越し比較」「保険スクエアbang! 自動車保険」利用者において『運転免許証の返納に関する調査』を実施。(引用先 PRTIMESプレスリリース2022年

この調査の中で私の目に留まったアンケート結果がある。

driving age limit research

70歳、80歳代で87.6%の方が自動車免許証を返納している。70歳代は45%と一番多い。70歳代は健康に生きられるかどうかの節目の年齢である。それを体で感じているからではないか。自動車事故で余生を台無しにしたシニアは多い。そうならないためにどうすれば良いかを考える必要がある。

老後の生活は日中のコア時間と余暇の使い方で良くもなり悪くもなるのでは?

米国の大学に留学していた時や仕事でカリフォルニアで生活していた時に必ず見ていたテレビ番組がある。Star Trek番組だ。日本で生活を始めてからはStar Trek番組を見る事が出来なかった。今年の1月からNetflixと契約をした。1か月1000円ぐらいの費用でStar Trek番組(過去から現在までのシリーズ)やその他SF映画など色々な番組を楽しめる。

私にとっては、Star Trek番組さえ見る事が出来ればそれで満足だ。他の番組や映画は、おまけでしかない。出来れば、毎日Star Trek番組を見たいのだが、日中は仕事。平日の夜は、家内にテレビを独占されている。どうしても、週末の余暇の時間にStar Trek番組を3時間ぐらいまとめて見るようになる。 

お金のないシニア男性のための楽しみ方とは?

シニア男性の楽しさを見つけるためのポイントは何でしょうか?年齢に関係なく楽しさを感じる方法もあります。

新しいことに挑戦してみることが一番のおすすめです。未体験の世界を味わうことで今まで知らなかった世界が見えてきます。その体験が良かろう、悪かろうが知らない世界の現実を知る楽しみが生まれます。新しいことを経験するのは少し勇気がいりますが、挑戦で何も失いません。心配しないでやってみることです。

今、欲しい物があるならば生きているうちにそれを手に入れることです。そのモノを買えないならば代替品で満足するということも出来ます。物を買う目的があるはずです。その目的を満たす代替品であれば目的を満たすと思います。

一人暮らしになって寂しい思いをしているならば、社会とのつながりをもう一度検討すべきです。ボランティア活動、ちょっとしたアルバイト、地域の清掃作業の手伝いなど自分で積極的に社会に繋がろうとすれば良いだけです。ハローワークを訪問し、相談してみるのも良いです。何か良いヒントを頂けるでしょう。