60歳代の男性は若くもなく年寄りでもない宙ぶらりんの人生ステージにいる。仕事で退職を強いられ、転職先を探して勤め始めても65歳でまた会社を後にする。仕事探しをするが、年齢が邪魔をする。年金は受給できるが金額が不十分。体力があり、健康であるので何かをして生活費を稼ぎたいと思っているが何をしたら良いかが分からない。そんな状態が続くとため息だらけになる。
精神的な欲求と現実とのギャップで息が詰まる!定年退職をした会社員ならば、欲求と現実とのギャップを誰もが味わう。理想は会社員生活を続けられること。それも自分の職歴が生きる職場となる。そんな欲求が受け入れられないという現実に戸惑う。きっと、自分の実力と職歴で新しい就職場が見つかるはずだと信じていても受け入れる側の会社は別の視点で物事を考えている。
65歳の人材よりももっと若い人材を求める。それを超える魅力が自分にあるかを問われるとそんな才能やスキルがないことに気づく。自分の欲求と現実とのギャップで精神的に行き詰まる。求める解決案はすぐには見つからない。今までの思考を変える必要がある。そのためには違った刺激を脳に与える必要がある。