老人がウキウキと興奮する時

NPO団体のグループ定例会があった。特別な企業紹介のプレゼンテーションが午後13時30分から始まった。(株)エスマ・マジェスタという生演奏を身近に提供する女性だけの会社である。若い魅力的な女性二人がバイオリンとフルートで平均年齢70歳の老人企業OBの前でデモ演奏をしてくれた。

98%男性のNPO団体であるため若い魅力的な女性二人が定例会に現れると花が咲いたようになる。皆、なぜ、若い女性二人がここにいるのか不思議そうに見ていた。70歳を越えるシニア男性たちは日常若い女性との接点がない。NPO団体の定例会に登場するのが不自然であるかのように目を丸くして彼女たちを見ていた。

口を開けて食べるとクチャクチャの音がするだけでなく早食いになる

私は、いつも、家内から早食いを注意されている。早食いをすると太るからゆっくり食べてくださいね!と念を押されているのだが、早食いの習慣は直らない。家内の実家で義父と一緒に夕食をしていたら、私がいない時間に家内に私の食べ方の注意が入った。義父曰く、「彼は口を開いて食事をする。クチャクチャする音が聞こえるから、口を閉じて食べてくれいないかと言って置いてと!」

自宅に帰ったら、翌日の夕食時に妻から義父からの要望を伝えられた。妻曰く、「口を閉じて食べないから、早食いになるのよ!クチャクチャ音が義父に聞こえていて嫌がっていたと伝えてくれって!」

老後を楽しめる年齢とは?

60歳代のシニアの顔と70歳代の高齢者の顔を比較した。60歳代の顔は弾力性がある。70歳代になると顔が枯れ始める。個人差はあるが、一般的に肉体と体力面で著しい衰えを70歳代の高齢者は感じ始める。特に足の筋力で老化を強く感じ始める。

60歳代のシニアは、まだ、現役会社員として働こうと思えば働けるだけの体力が残っている。老化もそれほど著しく体に影響しない。70歳代は体力と気力面で持久力が落ち始める。残りの人生を楽しみたいならば、健康で体力がある年齢のうちにやりたい事を躊躇なくやるべきである。

その年齢が60歳から70歳になる。この10年間を無駄にしない。70歳以降は予想外の健康障害が起きやすい。健康を害して普通の生活が出来なくなったら、誰かに支えられながら不自由な老後の生活を送ることになる。それでは余生を楽しめない。60歳から70歳までの10年間は人生最後のやりたい事を目一杯出来る体力と機会がある。

老いると身の回りのことに無関心になる、それはなぜ?

来年67歳になるシニア男性である。最近、感じることは身の回りや社会の出来事に無関心になってきたことである。好奇心が若いときほど湧いてこない。何故、なんだろうか。決して生活は満たされているとは思わない。普通の生活が出来ているだけ。金持ちでもないし、貧乏人でもない。お金に困るような生活環境でもない。

還暦を過ぎて感じたことは、新しいことに対して積極的に体験しよう、学ぼうという気にならないことである。多分、楽をしたいでは。ひょっとしたら、面倒なことをやりたくないためかも。老いは精神的にも後退する。

シニアが孤独になって不安を感じる時、2つの選択がある

私の知人が60歳で定年退職をした。次の職を探しているのだがまだ見つからないでいる。半年後に失業手当が支給される。それまで職を探しながら自由な時間を旅行に行ったり、色々な展示会に行ったり、好きな事に時間を使っている。多くの定年退職者は、今まで蓄積されてきたやりたくても時間がないためにできなかったことをこの時にやろうとする。

次の勤め先が見つかれば、それで良しとする考えなのだが世の中はそううまく回らないのが現実だ。彼は、毎日何をしようかと悩んで思いつくことをやっている感じがする。自宅にいても自分の居場所がない。見た目は孤独ではないのだが、内心は孤独という闇が近寄ってきていることに気づいているようだ。

会社勤めをしている時は、近くに同僚がいる。同僚と一緒に飯を食べたり、上司の愚痴を言ったり、居酒屋に行ったりして共通の空間を楽しんでいた。今は、そんな空間がない。それ故に寂しさを感じている。孤独=寂しさ。一人で自分の時間を楽しむ知恵を習得しないと孤独がという闇が襲ってくる。

シニアの生き方:NHKスペシャル「人生の終い方」を見て

「人生の最期に残したい事」をテーマにしたNHKスペシャル「人生の終い方」を見た人は、自分の人生の終い方をきっと考えたことだろう。人生の最期に何をするか? 誰に何を遺すか? つまり人生の“終い方”をどうするか。

60歳代、70歳代、80歳代、90歳代と年齢の段階がある。平均寿命は82歳。80歳まで生きられるとしたら、何をしたいかだ。何を残すと言っても残したものが残った伴侶や家族に喜ばれるものであるかどうか疑問が残る。

家内の父親は96歳になろうとしている。あと4年で100歳になれる。既に老人ホームに入居して終の棲家での生活を送っている。彼からは特別に何かを私達に残したいという話はない。あとの処理はよろしくということだけである。

雇用不安の会社員、若者やシニアを問わず副業や兼業が必須の時代

今の時代は副業を始めるのが許される。コロナ禍で会社員の雇用が難しくなってきているからである。政府は希望する人が週休3日で働ける「選択的週休3日制」の導入を検討している。当然、空いた時間を会社員が副業をしたり、他の会社で兼業をしたりすることが可能になる。

インターネットビジネスは副業としてやりやすい。例えば、夜間、休日だけのオンラインショップを運営したり、GoogleのAdsenseクリック広告をブログサイトに導入したり、ウエブサイト向けにコンテンツ販売や執筆とかが考えられる。探せば、副業としてやれることが見つかる。

昔、週末副業というものが流行った。どんな副業があるかは、プレジデントオンラインを参照すると良い。なぜ、副業がこれから重要になるのか。会社員は自分の才能やスキルだけで直接お金を稼ぐ経験がないため、雇用に安心を求め勝ちになる。リストラが当たり前の時代では万が一のために自分のスキルだけで生活費を稼げる能力や経験が一番重要になる。

副業経験は会社員で給与を頂いているうちに体得すべきである。その経験があれば、リストラ対象になっても副業で生きる道を開拓できるし、副業の経験を売りにして転職も可能になる。

スターバックスのWi-Fi、wi2のWi-FiはChromebookで使えない?

スターバックスのカフェを仕事場として活用しているシニアだが、パソコンはChromebookを使っている。以前はThinkPad PC X260を使っていたが立ち上がりが早いChromebookに変えた。Chromebookは色々な面で私の仕事環境を良くしてくれる。

ただ、カフェで提供されている公衆無線LANのWi-Fi環境に適応していない。スターバックスでは at_starbucks_wi2の無料Wi-Fiとwi2の環境がある。Thinkpad X260では快適に公衆無線LANを使用できているのだが、Chromebookではアクセスが突然切れるという減少が起きる。

at_starbucks_wi2では1時間毎に再アクセス手続きをしないと使えないうえ、それを3回以上リピートすると完全に使えなくなる。wi2サービスも登録して使えるようにしているが、wi2アクセスがつながってもすぐに切れてしまう。

仕事をするときは必ずAterm MR04LNを使っている。カフェで提供されている無料公衆無線LANはユーザーが増えるとアクセスが維持できない欠点が大きくなる。Chromebookユーザーは万が一のためにモバイルルーターか、スマホのテザリング機能を使ってインターネット接続をするほうが無難である。

老人の耳に聞きやすい音を出すミライスピーカーはテレビを家族で聞きやすくする

NPO団体の仕事で「東京くらしのフェステイバル」の展示会に行ってきた。浅草の雷門からちょっとの所にある東京都立産業貿易センター台東館で展示会が開催される。その前に1時間ぐらい浅草の清水寺辺りを見学してきた。雷門の清水寺は毎年3000万人の観光客が訪れるほど観光客であふれていた。特に海外からの観光客が目立っていた。

午後2時ごろからNPO団体の展示会の仕事を始めた。出展企業の製品を評価する仕事である。介護関連の製品が多かった。その中で目に留まった製品が、難聴の老人の耳に聞こえる「ミライスピーカー」だ。

ミライスピーカーは難聴の老人の耳に聞こえるバリアフリースピーカー!

脳を刺激する脳トレーニングの生活習慣(認知症予防対策)を何にするべきか?

認知症予防には脳トレーニングが良い。脳トレーニングとは、脳を刺激する活動である。脳を刺激する活動は色々ある。新しい事に挑戦すると上手く出来ない。脳が新しい事に慣れていないからだ。新しい事をやり続けると脳は新しい事に慣れさせられる。この過程で脳は刺激され脳トレーニングになる。頭を使う作業は脳トレーニングになる。

私を含めて脳トレーニングを意識して毎日行うのは面倒と思う。もっと自然な形で脳トレーニングが出来ないのだろうか。生活習慣の中にうまく取り込める脳トレーニングを見つけて生活の一部にすれば良い。

脳を刺激する活動はたくさんある。医者は老人に外出を勧める。外に出て五感に入る情報を増やす。体を動かして脳を刺激する。自宅ではテレビを見るなどの受身的な活動ではなく、自発的に行動することを考える。料理を作る、掃除をする、手紙を書く、洗濯をする、ストレッチをする、日記を書くなど。自発的に頭を使う行動を取ることである。