シニアの生き方:NHKスペシャル「人生の終い方」を見て

「人生の最期に残したい事」をテーマにしたNHKスペシャル「人生の終い方」を見た人は、自分の人生の終い方をきっと考えたことだろう。人生の最期に何をするか? 誰に何を遺すか? つまり人生の“終い方”をどうするか。

60歳代、70歳代、80歳代、90歳代と年齢の段階がある。平均寿命は82歳。80歳まで生きられるとしたら、何をしたいかだ。何を残すと言っても残したものが残った伴侶や家族に喜ばれるものであるかどうか疑問が残る。

家内の父親は96歳になろうとしている。あと4年で100歳になれる。既に老人ホームに入居して終の棲家での生活を送っている。彼からは特別に何かを私達に残したいという話はない。あとの処理はよろしくということだけである。

雇用不安の会社員、若者やシニアを問わず副業や兼業が必須の時代

今の時代は副業を始めるのが許される。コロナ禍で会社員の雇用が難しくなってきているからである。政府は希望する人が週休3日で働ける「選択的週休3日制」の導入を検討している。当然、空いた時間を会社員が副業をしたり、他の会社で兼業をしたりすることが可能になる。

インターネットビジネスは副業としてやりやすい。例えば、夜間、休日だけのオンラインショップを運営したり、GoogleのAdsenseクリック広告をブログサイトに導入したり、ウエブサイト向けにコンテンツ販売や執筆とかが考えられる。探せば、副業としてやれることが見つかる。

昔、週末副業というものが流行った。どんな副業があるかは、プレジデントオンラインを参照すると良い。なぜ、副業がこれから重要になるのか。会社員は自分の才能やスキルだけで直接お金を稼ぐ経験がないため、雇用に安心を求め勝ちになる。リストラが当たり前の時代では万が一のために自分のスキルだけで生活費を稼げる能力や経験が一番重要になる。

副業経験は会社員で給与を頂いているうちに体得すべきである。その経験があれば、リストラ対象になっても副業で生きる道を開拓できるし、副業の経験を売りにして転職も可能になる。

スターバックスのWi-Fi、wi2のWi-FiはChromebookで使えない?

スターバックスのカフェを仕事場として活用しているシニアだが、パソコンはChromebookを使っている。以前はThinkPad PC X260を使っていたが立ち上がりが早いChromebookに変えた。Chromebookは色々な面で私の仕事環境を良くしてくれる。

ただ、カフェで提供されている公衆無線LANのWi-Fi環境に適応していない。スターバックスでは at_starbucks_wi2の無料Wi-Fiとwi2の環境がある。Thinkpad X260では快適に公衆無線LANを使用できているのだが、Chromebookではアクセスが突然切れるという減少が起きる。

at_starbucks_wi2では1時間毎に再アクセス手続きをしないと使えないうえ、それを3回以上リピートすると完全に使えなくなる。wi2サービスも登録して使えるようにしているが、wi2アクセスがつながってもすぐに切れてしまう。

仕事をするときは必ずAterm MR04LNを使っている。カフェで提供されている無料公衆無線LANはユーザーが増えるとアクセスが維持できない欠点が大きくなる。Chromebookユーザーは万が一のためにモバイルルーターか、スマホのテザリング機能を使ってインターネット接続をするほうが無難である。

老人の耳に聞きやすい音を出すミライスピーカーはテレビを家族で聞きやすくする

NPO団体の仕事で「東京くらしのフェステイバル」の展示会に行ってきた。浅草の雷門からちょっとの所にある東京都立産業貿易センター台東館で展示会が開催される。その前に1時間ぐらい浅草の清水寺辺りを見学してきた。雷門の清水寺は毎年3000万人の観光客が訪れるほど観光客であふれていた。特に海外からの観光客が目立っていた。

午後2時ごろからNPO団体の展示会の仕事を始めた。出展企業の製品を評価する仕事である。介護関連の製品が多かった。その中で目に留まった製品が、難聴の老人の耳に聞こえる「ミライスピーカー」だ。

ミライスピーカーは難聴の老人の耳に聞こえるバリアフリースピーカー!

脳を刺激する脳トレーニングの生活習慣(認知症予防対策)を何にするべきか?

認知症予防には脳トレーニングが良い。脳トレーニングとは、脳を刺激する活動である。脳を刺激する活動は色々ある。新しい事に挑戦すると上手く出来ない。脳が新しい事に慣れていないからだ。新しい事をやり続けると脳は新しい事に慣れさせられる。この過程で脳は刺激され脳トレーニングになる。頭を使う作業は脳トレーニングになる。

私を含めて脳トレーニングを意識して毎日行うのは面倒と思う。もっと自然な形で脳トレーニングが出来ないのだろうか。生活習慣の中にうまく取り込める脳トレーニングを見つけて生活の一部にすれば良い。

脳を刺激する活動はたくさんある。医者は老人に外出を勧める。外に出て五感に入る情報を増やす。体を動かして脳を刺激する。自宅ではテレビを見るなどの受身的な活動ではなく、自発的に行動することを考える。料理を作る、掃除をする、手紙を書く、洗濯をする、ストレッチをする、日記を書くなど。自発的に頭を使う行動を取ることである。

若い女性たちの魅力に惹きつけられるシニア男性

カフェにいて仕事をしていると色々な人達が出入りする。その中に可愛い女性も大勢いる。可愛い女性を見かけると目が点になる。シニアと言えども男だ。美しい女性に惹きつけられる。セクシーな女性に目が止まりやすい。髪型で引きつけられる女性もいる。お尻の形にうっとりする場合もある。洋服の着こなしの旨さに魅力を感じる女性もいる。

美しい女性、可愛い女性を眺めているだけで幸せを感じる!美的快感というものだろう。女性の美しさは、若さから来ると思っている。

還暦を過ぎると若い女性たちと触れ合う機会が少なくなる。若さに対する欲望が強くなり、若さを代表する若い女性に魅力を感じ始める。近くから見ても遠くから見ても若い女性はシニアにとって魅力的だ。顔や体がどうのこうのではなく、若さから出る魅力である。

なぜ、リストラによる早期退職はチャンスであるか?

コロナ不況でアパレル業界、飲食業界、ホテル業界、旅行業界、観光業界、ニコン、東芝、シャープ、パナソニック、タカタなどの大手企業で早期退職やリストラが花盛りだ。早期退職に付き物の退職割増金に注目が行く一方で退職後の生活をどうするか迷う人が多い。半強制的に早期退職に追い込まれる人、応募で認められた人、会社倒産が危ぶまれて早期退職に応募の人。色々な事情で早期退職に至るシニアが多い。

50歳代の早期退職は、60歳定年退職よりもお得かどか。再就職では、50歳代のほうが有利。起業する上でも50歳代のほうがパワーが有る。早期退職やリストラに遭遇したら、悩まないでチャンスに変える努力をするほうが幸運を手にする。マイナスの環境にしがみつくよりもプラスになる環境を探したほうが何事も良くなる。

例えば、住宅ローンや子供の学費が心配ならば早期退職金で負債になる金銭的な悩みを先に解決しておいて、フットワークと心を軽くすることである。

何故、老人になると人混みがひどく嫌になるのか?

人混みが好きな人、嫌いな人、個人差がある。若い頃は人混みが苦にならなかった。新宿や池袋駅界隈は、人混みのメッカだ。66歳になるが、最も行きたくない駅だ。渋谷のハチ公前の交差点を渡る群衆のような状態が新宿や池袋駅あたりにある。

前方からやって来る人を避けながら行きたい場所に歩くのは疲れる。シニアは若者と違って機敏に体を動かせない。混雑した駅の階段を降りたり、上がったりするときも足元や前方を注意しながら行く。人混みがなければ、足元だけを注意知れば良い。

人混みは老人に余分な気を使わせる。それが嫌だというシニアがここにいる。

65歳、70歳過ぎに再び仕事探しをして働き始める理由はどこにあるのか?

65歳で引退をして年金生活に入っていた高齢者の知人が再び働き始めるために職探しをしていた。私が所属するNPO団体にやってくる高齢者は、70歳以降のシニアが多い。その中には、年金プラス月額10万円を稼げれば満足という人がいる。実際、NPO団体で積極的に仕事をしているシニアは月額10万円ぐらいは稼いでしまう。

NPO団体以外でもアルバイトで週3万円ぐらい稼げれば、月額12万円になる。定職でなければ高齢者でも月額10万円を稼ぐのはそれほど難しくない。シニアが再び職を求めるのは、お金だけの問題ではない。お金は本当に生活に困っているシニアが求める。そんな境遇のシニアは、65歳で引退しない。ずっと働き続ける。

最近の傾向として、70歳を過ぎても働いているシニアが増えてきている。何故なんだろうかと考えてみた。

暇なシニアへの提案

65歳で会社組織からおさらばしたシニアに待っている物は、 白紙の生活空間だ。これから白紙に残りの人生をどの様に過ごしていくかの足跡を付けて行く。自分に特化したカスタムの人生の足跡になる。考えるだけのオプションがある。やるか、やらないかだけだ。やりたい事が沢山あるシニアは幸せである。

やりたい事をリストして優先順位を決める。それを一つづつやって行くだけ。そのリストの中に新しい事が有るならば、なおさら良い。新しい体験は、老化を遅らせる。喜怒哀楽を生み出し、脳を活発にさせる。困るのは、やりたい事が無いシニアだ。何も足を踏み出せない。

そんなシニアは、何をすべきか。老いてくると新しい事に躊躇する。何かのプッシュがないとなかなか足が出ない。和足もそんなシニアである。今年、66歳になった。もう一度、これから何をすべきか、したいのかを考えた。