シニア向けの生命、医療保険:契約しなければお金が貯まる

朝日新聞の朝刊に良く見る一面広告がある。シニア向けの生命保険や医療保険の広告である。私は67歳であるが、全ての生命保険と医療保険を60歳になったときに解約した。医療保険を維持しようと思ってたのだが、私の医療保険がカバーする合計金額が最大30万円であることから意味が無いと判断して解約した。手元に30万円あるからだ。それに、国民健康保険に高い保険料を支払って入っている

私が他界して生命保険金が誰かに支払わされても自分を喜ばせない。本来の生命保険は30歳代、40歳代、50歳代の働き盛りの人向けである。子供の育成や教育資金として生命保険がカバーするという目的がある。子供が巣立った家庭では生命保険の目的が消滅している。葬式や葬儀費用などは手元に100万円ほどあれば済む。それぐらいの金融資産が手元にあるシニアは生命保険に入ってそれらの費用を用立てる必要が無い。 

生命保険は誰のために入るのかを考えてみれば、本当に必要かどうかが見えてくる。医療保険も同様である。医療保険として国民健康保険がある。それに追加する意味がない。シニア向けの生命保険が宣伝されているが、死亡時に受け取れる金額が100万円から200万円ぐらい。葬式代程度になっている。100万円ぐらいならば、手元にあると言うシニアがほとんどではないか。生命保険に頼る理由が全くない。

健康長寿の食生活で注意すべき点は何?

我が家の朝食は、いつも、パン食。本当は、和食であってほしいのだが家内の都合でずっとパン食である。家内の実家がパン食であった習慣を引き継いでいる。私は、179センチの身長、75キロの体重の65歳シニア男性。この体で食べる朝食の量はこんな感じである。

トースト2枚半、ハムエッグ、インスタントコーヒー1杯、ヨーグルト、バナナ半分、Kiriクリームチーズ一つ。

この量でも午前10時ごろにはお腹が空いてくる。私と同じ年齢のシニア男性は、どのぐらいの量を食べているのだろうか。私は食べ過ぎなのだろうか。いつも、そんな思いで腹八分目を心掛けているが夕食でカレーライスになると制御できなくなる。

体重を75キロから73キロに落としたいと試行錯誤している。一時期74キロまで体重が落ちた。その理由は筋トレの回数を1回から2回に増やして体全体を使う有酸素運動に時間を多く使ったからだ。食べるものも炭水化物のご飯やパンの量を少なめにした。

コロナ禍の悪影響で74キロの体重が元の76キロに戻ってしまった。コロナ太りである。スポーツジムでの筋トレが2ヶ月もできなかった。近くの公園で懸垂やスクワット、そして、50メートルダッシュなどを週1回から2回やっているのだがスポーツジムで消費するカロリーに届かないでいる。

感謝の気持を伝えるシニアでありたい

シニアの男性になると自分から話しかけるということが面倒になる。歳を取るに従って言葉数が減っていく。女性はその反対でおしゃべりがないと生きていけないほどお喋りをする。私はカフェで仕事をする時、スタバの店員と話をする時以外誰とも声を出して会話をすることがない。インターネットの仕事はパソコンとサーバーとの会話でしかないからだ。

それ故、意識的に誰かと会話をする努力が求められる。人との温かみを感じるのは言葉を交わして心の会話をする時である。先日もそんな会話をしていた。

老後の生活を海外で過ごすのはこんなリスクが有る

海外に移住して老後を楽しもうというシニアがいる。2017年の移住先ランキングで1位がマレーシア、2位タイ、3位ハワイとなっている。共通の魅力は、治安が良いこと、ビザ取得が得やすいこと、親日国家であることだ。マレーシアは、11年間連続して1位を維持している。それぞれの国での生活で求めるニーズによってメリットとディメリットが見えてくる。

老後の移住を斡旋するサービス会社は、良い点だけを強調する。悪い点はあまり開示しない。どの国にも生活の上でリスクが有る。リスクを調べ上げてから、試験的に1ヶ月ぐらい生活をしてみる。現地で実際に移住した老人たちと交流して実際の生活を知ることが一番重要だ。

こんなリスクを考慮して移住先を決める

医療費と老人ホームでお金がかからないようにする方法

多くのシニアが自分の老後に発生する医療費や老人ホームのお金を今から気にしている。

医療費は、健康を維持できていれば発生しない。老人ホームは、自分の世話ができていれば行く必要はない。当たり前なことであるが、このことを真剣に考えてアクションを取っていないシニアが多い。

老いてきても健康な生活をしている高齢者は多い。そんな高齢者は、毎日、体を動かし続ける生活のリズムを持っている。農業に従事している高齢者は、80歳以上になっても普通の生活が出来ている人が多い。足腰は、毎日の農作業で自然と鍛えられているからだ。都会の高齢者は、足腰を積極的に使わない隠居生活に入っているため身体が衰えている。

老後のお金を気にしているシニアは、お金を貯めるよりも衰えて行く体の健康に投資したほうがリターンが高い!

医療費と老人ホームでお金がかからないようにするには、自分の身体を健康にする生活習慣が重要な役割を果たす。

65歳定年後の対策、人生の考え方を変える

65歳のシニアは人生に迷い始める。今までに経験した事が無い世界に置かれるからだ。通い慣れた会社から、「もう、きみは会社を卒業したんだから一人で生きて行きなさい。そのために退職金と第二のキャリア研修を提供したのだから。自分で自分の世界を開拓しなさい。」と言われたからだ。

組織にぶら下がって保護された世界で生活を長く送ってきただけに組織から放り出されると自分に自信が持てない。こんな65歳のシニアが多い。

今までの会社生活にはめ込まれた人生観が会社を卒業するときに崩壊する。会社を中心に人生を考えていた生活から自分を中心に人生を考える変化についていけていないシニアがほとんどである。会社生活中心のモメンタムがまた会社に再就職するという活動につながるのだが、社会は冷たい。再就職ができない年齢になっていることに気がつく。

会社から自分に人生の考え方を変えるときが来ている。

立ち止まらないで人生の考え方を変える行動をする!

何もしないで時間を無駄にしているシニアはどうすれば良いのか?

今週のニューズウィークの表示タイトルが、「一生働く時代」であった。内容は読んでいないが、言いたいことは分かる。人間の寿命が長くなったために今までの社会慣習では上手く行かなくなったのだ。日本では、定年退職が人生の一括りになっているが定年後の人生が長くなっている。60歳で退職してから20年以上生きる高齢者は、何を羅針盤にして生きて行けば良いか分からない人が多い。

でも、

長生きをした人にどのような生活であったかを聞けば良いのではと思う時がある。

人生はこうでなければならないという法則はない!

如何にして年金+アルファの収入を稼ぐのか?

私を含めて多くの労働者は、生活費を稼ぎ残ったお金で余暇を楽しむライフスタイルを追求している。このライフスタイルは、70歳になる頃には通用しなくなる。体がくたびれてきて肉体労働が大変になり年金だけの収入になるからだ。本来ならば、70歳になる前までに「生活費を稼ぐために働く」という生活にピリオドを打たねばならない。

子供が巣立ちして独立したシニア夫婦は、皆「老後資金を貯める」というスローガンでお金を稼ぎ始める、または、節約し始める。 働けなくなっと時に貯めた貯蓄を切り崩し年金と合わせて生活費に当てるのだ。多くのシニアはこの方向で自分たちの老後を考えている。

 年金+アルファの収入で日常生活が回れば、生活費のために働く生活を止められる!

+アルファの収入をどこから捻出するか? 

老人の耳に聞きやすい音を出すミライスピーカーはテレビを家族で聞きやすくする

NPO団体の仕事で「東京くらしのフェステイバル」の展示会に行ってきた。浅草の雷門からちょっとの所にある東京都立産業貿易センター台東館で展示会が開催される。その前に1時間ぐらい浅草の清水寺辺りを見学してきた。雷門の清水寺は毎年3000万人の観光客が訪れるほど観光客であふれていた。特に海外からの観光客が目立っていた。

午後2時ごろからNPO団体の展示会の仕事を始めた。出展企業の製品を評価する仕事である。介護関連の製品が多かった。その中で目に留まった製品が、難聴の老人の耳に聞こえる「ミライスピーカー」だ。

ミライスピーカーは難聴の老人の耳に聞こえるバリアフリースピーカー!

シニアは何をすれば体が若返るのか?

75歳のシニア男性がNPO定例会で自己紹介をした。その時、彼の趣味が走ることだと語った。彼の年齢が75歳であると聞いた他のNPO会員は驚いた声を出した。とても75歳には見えない!!10年若く見える。

私も彼を見て75歳の高齢者とは思えなかった。趣味が走ることと知ってさもありなん!と感じ取った。運動を定期的にしている高齢者は、皆若く見える。実際に体の動きが老人の動きではない。70歳を過ぎると体力の差が体に出てくる。定期的に運動をしている高齢者は、若々しい体の動きをしている。

10年若く見られたければ、定期的に運動をする習慣を今から身に付けるべきだ!

10年若く見せたいシニアならば体の筋肉を増やす事である!