11月13日に集合住宅の自治会と管理組合主催の防災訓練がある。これまで何度か防災訓練を受けてきたが気になることが一つある。高層階に住んでいる高齢者は足腰が弱い。逃げるのが遅い。私の住むマンションは10階まであるが、10階で生活している高齢者たちを助ける必要がある。
エレベーターは使えないので階段を使って足腰の弱い高齢者を避難場所まで連れて行くことになる。
足腰が弱い高齢者を階段で下せるか?
11月13日に集合住宅の自治会と管理組合主催の防災訓練がある。これまで何度か防災訓練を受けてきたが気になることが一つある。高層階に住んでいる高齢者は足腰が弱い。逃げるのが遅い。私の住むマンションは10階まであるが、10階で生活している高齢者たちを助ける必要がある。
エレベーターは使えないので階段を使って足腰の弱い高齢者を避難場所まで連れて行くことになる。
足腰が弱い高齢者を階段で下せるか?
自分のためにお金を使う時と家族のために使う時に自分の価値観が見えてくる。若い時に使うお金と高齢者になった時に使うお金でも価値が違う。高齢者はお金を使える時間が若者と比較して短い。お金を使って満足を感じられる上限が年齢にある。普通の生活が出来ている高齢者ならば、お金は使っただけの対価が生まれる。
健康を害したら、満足が行くお金の使い方に制限が加わる。老化や病気はお金だけで治せない。お金を使って楽しめる体があるうちにお金を使う。そのタイミングを逃さないでお金を使うのが老後の生活で求められる。
私はぎっくり腰の常習犯である。ぎっくり腰は、ある日突然やって来る。原因が分かれば対策も打てるのだが、それが出来ないのが苦しい。60歳を越えると体の至る所から理由が分からない痛みや不具合を経験する。そんな痛みや不具合は、しばらく続いて知らないうちに消えてなくなるのが不思議。
多くのシニアが帯状疱疹を発症して戸惑う。50から60歳代のシニアに突然襲いかかってくる。私も還暦過ぎに帯状疱疹になった。突然、体に異変が起きるのがシニア独特の病気である。免疫力が低下して体の弱い部位に病気を発症させる。
70歳を過ぎると体力と筋力の低下で自分の体を自由に動かすことが難しくなる。特に足腰の筋肉低下が原因で遠い場所に外出したり、旅行に行ったりすることが難しくなる。健康をどのように維持するかで老後の生活が決まる。
60歳代のシニアは年金受給前のシニアと受給後のシニアで生活が変わる。年金受給前のシニア60歳から64歳までは生活費を稼ぐために何らかの仕事をしている。65歳からは年金受給がフルで頂けるのでその時点で働き続けるか、自由な生活を始めるかの決断をすることになる。
60歳のシニアは定年退職した会社で65歳まで継続雇用されるか、別の会社に転職するか、派遣社員になるか、独立するか、または、パートとアルバイトをかけ持つ生活をするかだろう。60歳代は働く気力と体力はまだある。60歳代前半の人はまだまだ社会で働き続けるだけの資質を持っている。その意味合いで特別に変わった生活を送る人は少ないかもしれない。
しかし、65歳を迎えると自分で自分の余生をプランして実行することを求められる。誰も手助けをしてくれない。それが出来る年齢になっているからだ。何歳まで生きられるかは分からないが、65歳からは世間はこれと言った人生の道を示してくれない。本当の意味で自分の人生を自分で考えて生きることになる。
老人の姿は本当に個人差があり過ぎる。一目で分かるのは洋服のファッション。地味すぎる。次に目立つのは体付き。多くの老人はやせ細っている。風が吹けばすぐに飛ばされるような感じがする。体付きに弱弱しさを感じる。姿勢や歩き方でも老人特有の姿が見える。背中が丸くなっている。足がふらついている。
弱弱しさを感じる老人がいる一方で若々しく元気な印象を与える老人もいる。私は元気な印象を与える老人を目指している。老人と言った時の年齢は80歳以上。本来ならば、後期高齢者75歳以上となるのだが若く見える75歳以上のシニアが増えているから80歳以上にしている。
最近のブームにシニアの筋トレがある。筋トレをやり続けているシニアは80歳以上でも動きが若々しい。歩行の面でも普通の方と何も変わらない。姿勢を見れば枯れている80歳老人ではない。今日の午前中にスポーツジムで筋トレをした。80歳以上に見えるシニア男性と出会った。筋トレを長年やり続けている筋トレファッションと鍛えられた筋肉が見えた。
同じ80歳のシニア男性でも体格や姿勢を見ればその違いがすぐに分かってしまう。若々しく見えるシニアは魅力を増す。普通の80歳が出来ないことができる姿は印象的である。彼は懸垂が5回以上できていた。40歳でも50歳でも懸垂が一回も出来ない男性が多い。
魅力的なシニアになるならば、他のシニアと比較してすぐに違いが出る物を身につけるべきである。
年金の額が少ない、足りないで悩み始めるならば、65歳前後までに何らかの収入を得る「手に職」を考えて準備しておくことである。年齢が70歳を越え始めると企業は人的なつながりがない限り雇用するのが難しくなる。70歳を過ぎたら自分のビジネスでお金を稼ぐという選択しかない。
単純な肉体労働は、体力勝負だ。70歳の体はそのような仕事に耐えられるかどうか。建設現場で見かける交通整理の仕事をしている高齢者を良く見かけるが体つきがしっかりしている。長年肉体労働をしてきたのだろう。1日中、作業現場で道行く人たちに交通の誘導をしている。若い人でも大変な仕事だ。単純な仕事であるが体力が求められる。
「手に職」のビジネスを出来るだけ早くから経験しておく!
私が住む集合住宅で老人の自殺があったと聞いた。8階から自分のベランダから飛び降りたという。何歳ぐらいの老人か詳しく知らない。まさか、私が住む集合住宅で自殺が起きるなんて!と驚いている。
高齢者の自殺は、増えてきているのではないか。65歳以上の人口が四分の1から三分の1に向かっている。肉体的にも精神的にも社会での孤立感でも老人は弱者になっていく。
老人が自殺する理由は何か?
多くのデパートには、トイレ近くにお客様用の休憩椅子が用意されている。私もトイレの後にスマホでメールを見るために利用している。何回か利用していくうちに見慣れた老人たちが大勢座っているのに気が付いた。この老人たちは男性が多い。女性はトイレに行ってすぐにその場を離れる。なぜか、シニアの男性が長く座っている。
その姿は、何かぼーっと見つめているような虚無の世界にいるような印象だ。
何もしないで休憩用の椅子に座って時間をつぶしている?
知人と懇親会で酒を飲んでいるときに出る話は、いつも、どこかで同じ人から聞いた話が多い。なぜ、同じ話を繰り返して私に話すのか理解できない。推測では、私にその話を話したことを記憶していないからだと思う。話の流れがその話に関連すると必ずその知人はその話をする。
私も時々子供たちに話をしているときにふと気が付くことがある。この話、子供たちに話したことがあるなあ~と思い出すのだ。そんな時は、すぐに話をやめる。ああ、この話以前したよね!と。
苦労して学んだ英会話は、使わないと忘れて行ってしまう。シニアになれば、ゆっくりと夫婦で海外旅行に出かけることが多くなる。海外旅行に行くときは、自由時間が多い旅行パックが良いだろう。旅行会社がすべて計画してスケジュール管理していると現地の人たちと交流する機会がない。
英会話を使うには、強制的に使わざるを得ない状況に自分を追い込む環境が必要だ。自由活動の旅行パックはそれに適している。