老後の生活を安定させる方法

65歳を過ぎると年金受給者になる。その年金だけで生活できるならば、生きて行く上でお金で困ることはないだろう。多少の貯えさえあれば、非常時でも耐えられるだろう。問題は、生活費を稼がないと安定した生活ができない老人たちだ。大企業OBでない限り年金だけでは生活ができないシニアが多いはずだ。

老後に安定した生活を構築するには 

自宅マンションのリフォームはどう考えて計画すべきか?

築30年目のマンションに住んでいる。隣人宅は奥さんが中心になってリフォームをやり始めている。その影響を受けて我妻もリフォームを検討し始めている。私の心境はリフォームをする余裕資金がない!! 60歳代は一番貯蓄が底を突く年代である。子供の結婚でまとまったお金が出て行く。

まず必要なのはリフォーム資金である。次に自宅マンションの老朽化状態である。キッチン、お風呂場や洗面所、トイレ、壁紙、床カーペット、玄関などが本当にリフォームが必要かどうか。

リフォームにもプチリフォームと大規模リフォームがある。隣人宅は1000万円ぐらいリフォームにお金をかけていると聞く。とても私達にはその余裕資金はない。それではどうするかだ。

50歳代、60歳代でリストラ、再就職か、起業か、どうするべきか?

ホームページのお問合せからメールが届いた。最近、リストラをされた60歳の男性からである。就活中だそうだ。リストラされて間もないので第二のキャリアを捜しているらしい。リストラは、前触れがなくやって来る。精神的には納得いかないだろう。

でも、現実は失業である。会社は合法すれすれな方法で強制的に社員をリストラする。狙い撃ちされるのが定年間近なシニア社員である。どんなに65歳まで雇用を維持しろと政府が言っても会社が合法的に自己退職にさせれば問題がない。多くのリストラは、強制的な自己退職だ。

コロナ禍でリストラをする会社が急増している。経営資産が豊富な大企業においてもリストラが当たり前のように行われている。パソナは本社を東京から淡路島に移すことで移れない社員を自主退職に導くやり方をしている。コロナ禍で人材不足から人材減らしにベクトルが変わった。

観光業界で働く社員は会社の倒産で強制失業になる。会社に頼り続けていた社員にとっては大きなショックで精神的に不安定になる。私が仕事場として利用しているスターバックスもアルバイトスタッフの募集が急減している。コロナ禍が失業者を増やしている。

若さの根源は体を動かし続ける生活習慣

海女さんの血管年齢が同年代の女性と比較して10年ほど若いという調査結果が発表された。さもありなんという印象だ。海女さんの仕事は体力と集中力が伴う。体と神経を使って漁をする。体を毎日使っている生活リズムは新陳代謝を良くする。古い細胞が新しい細胞に再生する能力が衰えない。体の若さは再生能力にある。

60歳と70歳代で何が違ってくるのか。老いの感じ方が酷くなることである。まず、体全体の筋力の低下、それに伴う歩行障害である。自分の足で長時間、長距離を歩き回ることが出来なくなる。運動不足と摂取カロリーの低下で新陳代謝も落ちてくる。

老いれば老いるほど体を喜ばせる楽な生活を求め始める。階段を避けてエスカレーターやエレベーターを使う。歩いて行ける距離なのに自動車や自転車で行く。日常の生活習慣に体を活発に動かす要素がないシニアは体力と筋力を落として行く。

老いに抵抗して健康寿命を延ばしたいと望むシニアは生活習慣に定期的な運動習慣を取り込まないと駄目である。

老人だから働けないのではなく働く仕事を見つける、作る!

働かない事の理由を見つけ出す傾向が老人に多い。歳だから、70過ぎだから、年金をもらっているから、仕事がないから、気分がすぐれないから、などなど。老人になると楽をしたがる。これは自然な流れかもしれないが、自分の体の健康においてはマイナスだ!

私はパソコンとインターネットで仕事をしている。カフェでネットに繋がりコーヒーを飲みながらホームページ制作やシステム保守をしている。自分で探し、自分で作った仕事である。

働く仕事を見つける、作る

自営業者であるが、経営支援NPOクラブという団体でも仕事をしている。ここでは彼らのために新しいビジネスモデルを作ってあげて仕事を作り出している。CMSを使ったポータルサイトで中小企業のウエブ支援サービスをしている。

アイデアを実際に試してみるとそれが新しいビジネスになる。シニアはシニアの発想や体験からシニア向けのビジネスを作り出せる。こんなサービスがあれば自分の生活も充実するのではと考えれば、ビジネスアイデアが浮かぶはず。

買いたい製品の選び方:テレビ用外付けHDD

仕事で使うパソコン、家のテレビに繋げるUSB接続の外付けHDD、旅先でブログを書くタブレットなどは、安さで選ぶと購入した料金だけ損をする。使い続けたデータも一緒に失う。シニアの方は、製品の品質を判断する情報を持っていないため、価格の安さと店員の売り込みで判断しがちになる。これは間違いである。

買いたい製品で安心を求めるならば、価格ではなく品質を求めるべきである。その次に価格となる。第三者(売り場の店員)の助言やお勧めは販売店側の意図がある。一人だけの情報よりも複数人の購入者からの情報のほうが信頼性が高い。

製品のレビューは実際に購入して使い込んだ人の情報ではない。求めるべき情報は製品を購入して今も使っている人の情報である。私は東芝Regza43inch4KテレビG20Xで使うテレビ用外付けHDDを購入する上で色々あるメーカーの外付けHDD製品を調べた。

シニアは格安航空LCCを使うべきではない

LCC airline

時代の流れは格安に海外旅行が出来る方向に向かっている。LCC格安航空券を利用して東南アジア(マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、台湾、韓国)に気軽に行ける。LCCを使った旅行パッケージも沢山出来ている。

LCCとは「Low Cost Carrier(ローコストキャリア)」の頭文字をとったもので、格安航空会社として知られている。ANAやJALなどの既存の航空会社「Full Service Carrier(フルサービスキャリア)」と呼ぶ。LCCエアラインは航空券料金を低額に抑えるために既存の航空会社の無料サービスを有料オプションにしている。さらに快適性と利便性を犠牲にしている。

体力に自信がある方、予算が少ない方、快適性と利便性を気にしないシニアならばLCCエアラインの対象者になる。

仕事で腰痛に悩む人は座っている姿勢を改善することだ

私は、1日中というか大部分の時間をイスに座って仕事をしている。このおかげで腰痛と肩こりが酷い。月に1回は指圧や整体サロンにお世話になる。パソコンを目の前にしてキーボードを叩く姿勢はどうしても前かがみになるようだ。この姿勢が腰痛と肩こりの原因らしい。

私はカフェでこんな工夫をして腰痛と肩こりを予防している。出来るだけ猫背にならないように意識して背筋を伸ばす。

姿勢を良くする道具

正しい姿勢で仕事をさせる道具があるらしい!

老人が帽子をかぶって外出する理由は?

横浜の街中を歩いて見渡すと老人たちが多く見かけられる。99%以上のシニア男性は、帽子をかぶっている。私自身、帽子はかぶらない。シニア男性のファッションとして帽子は必需品なのだろうか。私には必需品とは感じないが・・・・

コロナ禍でマスクが必需品として追加された。リュックの中にはアルコール消毒ができるウエットティッシュも追加されているはずである。新型コロナウイルスの感染で一番弱い高齢者は用心している。

日差しがきつい日は帽子がないと不便に感じた。最近は、日差しが強くなる日だけ帽子を被ることにした。頭の毛も薄くなってきたので直射日光により頭皮が熱くなる。こんな時、帽子の恩恵を肌で感じる。

なぜ、老人(シニア)は年金と楽しみを後に取って置いては駄目なのか?

子供の頃、おやつを食べる時に一番食べたいものを最後に残して置いて食べると言うことをしていた。この癖は大人になっても続いている。シニアの入り口に立った今、それを改めようと思っている。楽しみを一番最後に残して置くのではなく、一番最初に味わう事にした。

60歳から70歳代までが体力的に肉体的に自由に動き回れる。75歳を過ぎた頃から足の筋力低下で不自由な生活に入るシニアが多くなる。自分で自由に動けなくなるとシニアの生活は不便になる。お金があってもこの問題はすぐに解決できない。

政府は年金の受け取り年齢を意図的に後に伸ばすプロモーションをしているが、65歳から年金を頂いたほうがお金の使い価値が多い。歳をとってからお金を使っても何も楽しくないからだ!

歳を取れば取るほど五感が鈍くなり楽しめることが感じなくなる